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[画像] メキシコ メキシコシティ ”国立人類学博物館” を訪れる (3)

メキシコシティ 国立人類学博物館にて、パレンケのパカル王が身に着けていたヒスイの仮面を望む 
  
  
  
 
 
  


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 1.メキシコシティ ”国立人類学博物館”を訪れる (3)
 
     
 国立人類学博物館
 (こくりつじんるいがくはくぶつかん)
 博物館
 メキシコ合衆国 メキシコシティ
 (撮影 2018.11.29)
 マヤ文明は、メキシコ南部・ユカタンからグアテマラ、ベリーズ、ホンジュラス、エルサルバトルにかけて栄えた文明です。最盛期と言われる後250~900年を古典期、その前後を先古典期(前1600?~後250年)、後古典期(後900~16世紀)と呼びばれています。

 メキシコ国内で世界遺産となっているマヤ遺跡は、パレンケ、カラクムル、ウシュマル、チチェン・イツァーと4か所に及びます。国立人類学博物館マヤ室での見どころは
 ・パレンケのパカル王墓の復元展示
 ・ボナンパクの壁画
 ・リンテル、石碑
などとなっています。
      (遺跡ときとき猫HPより)


(Size : 7,231KB) ボナンパク遺跡 ボナンパク神殿、第3室の壁画です マヤ遺跡展示室にて、チャックモール像を望む







 2.メキシコシティ  ”国立人類学博物館(パレンケ 、マヤ文明古代都市遺跡)”にて
【 国立人類学博物館について 】  

 国立人類学博物館は建物の規模はかなり大きく、1階には12の展示室があり考古学のフロアとなっています。見学順路は中庭を取り囲む建物を反時計回りに進んでいきます。
   第1室目は先住民文化
   第2室目が人類学入門
   第3室目はアメリカの起源
   第4室目は先古典期
   第5室目はテオティワカン
   第6室目はトルテカ
   第7室目はメヒカ(アステカ)
   第8室目はオアハカ
   第9室目はメキシコ湾岸
  ●
第10室目はマヤ
   第11室目は西部
   第12室目は北部
の順となっており文明ごとに分かれています。

 1階だけでも12もの展示室があるため、的を絞って見学するのがポイントです。特に人気の高いのは、第5室のテオティワカン、第7室のアステカ、第10室のマヤとなっています。


                                (ANA HPより) 

 


パレンケのパカル王が身に着けていた「ヒスイの仮面」です。王は口の中にヒスイの玉を含んでいるとのことです。
パカル王墓(復元)を望む。マヤ展示室にて パカル王墓(復元)にて、パカル王の埋葬を望む


マヤ展示室にて。右側は、12歳で即位した時のパカル王の姿。左側は、成人したパカル王の姿とされている頭像です マヤ展示室にて
google地図より(■カーソルセットで写真表示) google地図より(■カーソルセットで写真表示) google地図より(■カーソルセットで写真表示)
  ( 後  記 )

 
 マヤ遺跡展示室のパカル王のヒスイの仮面は楽しみの一つでした。マヤの世界では黄金よりもヒスイが貴重なものとされ、パカル王は、仮面、奇抜なイヤリング、首飾り、腕輪、指輪とヒスイに囲まれ、口の中と左手にヒスイ玉を持っていました。実際に見た感じは赤色の背景も相まって非常にオシャレな感じを受けました。権力者が黄金に囲まれた様子は多くありますが、ヒスイに囲まれている姿は初めて見ました。当時のヒスイは、今のダイヤモンドの扱いで有ったのでしょうか。

 メキシコの遺跡観光前にここを見学できたことは本当に有意義でした。また観光地では見られないものもここでは見学できるものも多く、実際に遺跡を見た後に再度訪れることにより、メキシコの文化をさらに深く理解できるとと思いました。                            (2019.6.22)



マヤ展示室にて







  ①お気に入り写真  ( マヤ文明古代都市遺跡、パレンケの碑銘の神殿にて )



パレンケの碑銘の神殿、「パカル王墓」を望む。中央の明るいところが「パカル王」の埋葬状態です



パレンケの碑銘の神殿、「パカル王墓」を望む。墓室の天井はマヤ・アーチで、広さは9×4mとのことです。




パレンケのパカル王が身に着けていた「ヒスイの仮面」と装飾品です。
マヤ世界では翡翠は黄金より貴重なものとされていました。王は手に翡翠の玉を握り、全ての指に翡翠の指輪をし、首輪や胸飾り、耳飾りと豪華に装飾しています。







マヤ展示室に有ります、「パレンケの碑銘の神殿」の写真です。
写真右側が神殿です。「パカル王墓」はここから発見されました




マヤ遺跡展示室、パレンケ遺跡コーナーにて



  ②お気に入り写真  ( ボナンパク遺跡、ボナンパク神殿の壁画観賞 )

<ボナンパク遺跡について>

 ボナンパクは4世紀から8世紀頃まで栄えたとされるマヤ文明の都市遺跡です。メキシコ南東部のチアパス州東部、グアテマラ国境に近い標高300mの地点に位置しています。シエラマドレ山脈に平行に走る二つの山脈に挟まれた幅20kmの平坦な谷間に立地し、周囲は密度の高い森林で覆われ、南西1.5kmにはラカンハ川が流れています。

 遺跡全体は北北東に向き、約100m四方の広場を中心とし、南側に高さ数10mのピラミッド型をした丘の表面に沿って神殿 (Templo de las pinturas) が築かれています。広場の中央に1本、および広場と神殿の境界に2本の石柱が残っています。






マヤ遺跡展示室にて






ボナンパク遺跡、ボナンパクの神殿を望む。神殿は3室に分かれています。左より、第1室・第2室・第3室となっています





ボナンパク神殿、第1室の壁画です。戦争出陣前の様子が描かれています



ボナンパク神殿、第1室の壁画です。戦争出陣前の様子が描かれています



ボナンパク神殿、第2室の壁画です。第2室には戦闘シーンの壁画が描かれています



ボナンパク神殿、第3室の壁画です。大きな緑色の被り物を見ることができます



マヤ遺跡展示室にて
ボナンパクの壁画、第1室にて ボナンパクの壁画、第2室にて ボナンパクの神殿にて ボナンパクの壁画、第3室にて



  ③お気に入り写真  ( 国立人類学博物館 第10室、マヤ展示室にて )
 




マヤ遺跡展示室にて、マヤの宮殿実物大模型 (サイール遺跡)を望む






マヤ遺跡展示室にて






マヤ遺跡展示室にて





マヤ遺跡展示室にて




マヤ遺跡展示室にて






マヤ遺跡展示室にて






マヤ遺跡展示室にて






マヤ遺跡展示室にて






マヤ遺跡展示室にて




マヤ遺跡展示室にて





マヤ遺跡展示室にて、説明文のタイトルは「COLUMNA 2 DE OXKINTOK,YUCATAN」となっています




マヤ遺跡展示室にて






マヤ遺跡展示室にて





マヤ遺跡展示室にて、チャックモール像を望む。生け贄の心臓を取り出すときの台 としたといわれています




国立人類学博物館、お土産屋にて






国立人類学博物館、お土産屋にて





メキシコシティ 国立人類学博物館を望む






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