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第1集  スイス  ”モルテラッチ氷河” を散策する(1)
  


モルテラッチ氷河、ハイキング道を進む  
  
  
  
 
 


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 1.スイス ”モルテラッチ氷河” を訪れる
 モルテラッチ氷河
 (もるてらっち ひょうが)
 スイス観光地
 氷河
 スイス東南部、グラウビュンデン州
 (撮影 2019.07.28)

 モルテラッチ氷河は、スイス東部、グラウビュンデン州最大の氷河です。全長約7km、面積は約16k㎡です。ピッツ・ベルニナやベラヴィスタなどベルニナ山群の名峰から発し、途中イスラ・ペルサと呼ばれる岩場でペルス氷河と合流した後、レーティッシュ鉄道ベルニナ線のモルテラッチ駅付近まで流れています(した)。
 レーティッシュ鉄道モルテラッチ駅から、モルテラッチ氷河の末端を目指して歩く初級者向きのハイキングコースもあります。コース沿いには1878年から測量されてきた氷河の記録があり、氷河末端が以前はどのあたりまであったかを示す標識が立てられています。

 モルテラッチ氷河を含むベルニナ線沿線は、「レーティッシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観」として世界遺産に登録されています。また、モルテラッチ駅付近には、約130年の歴史を誇るホテル・レストランがあります。
     (ウィキペディアより)


(Size : 22,502KB) モルテラッチ氷河を望む モルテラッチ氷河源流部(青い所)を望む
  




 2.スイス ”モルテラッチ氷河”ハイキングコースにて
 





モルテラッチ駅踏切より、ハイキング道を望む
 
 


ハイキング道入口に有りましたキャラクターです。名前は?です ハイキング道より、モルテラッチ駅方面を望む
<  氷河の融解について  -2100年までに氷河が消える?ー  >  (SWISSINFO.CH HPより) 

  氷河の融解は今に始まったことではない。1850年から現在までにアルプス氷河の体積は約6割減少した。しかし驚くべき点は、近年この巨大な氷河が縮小する異常な速さだ。
 「氷河の解ける速さがここ10年で著しく加速した印象を受ける」と自然写真家のシモン・オバリさんは言う。オバリさんは氷河の変貌を壮大なパノラマ写真他のサイトへに記録している。
 GLAMOSのフース代表も、2011年以降、氷河の融解が早くなっていると言う。2017~2018年の水年1年間だけで、スイスにある約1500の氷河が総量の2.5%を失った。
 スイス連邦工科大学チューリヒ校(ETHZ)と連邦森林降雪国土研究所(WSL)が行った最新の研究では、このままのペースが続けば今後30年でアルプス氷河の半分が消滅するという結果が出ている。

 そして温室効果ガスの排出を減らす努力を怠った場合、スイスと欧州にある氷河は今世紀末までにほぼ完全に消滅するだろうと研究者らは警告している。 



駅前のホテルです。トイレはここにしかありませんでした




ベルニナ線サンモリッツ駅より、氷河方面を望む ハイキング道より、ホテル(白い建物)を望む 駅前のホテルです ベルニナ線、モルテラッチ駅にて
       
google地図より google地図より(■カーソルセットで写真表示) google!地図より(■カーソルセットで写真表示)
   
  (後 記)  
       
   モルテラッチ氷河のハイキングは、氷河先端部まで行く往復コースです。ベルニナ線のモルテラッチ駅からかつて氷河に覆われた谷に沿ってまっすぐ進みます。途中には沢山の高山植物と、かって氷河の先端部があった位置を示す年号が書かれた標識があります。氷河がいかになくなってきているか状況がよくわかります。

 谷沿いに進むと最初は、かって氷河のあった場所も樹木が生い茂り森の状態となっていました。氷河に近ずくにつれ、草花のみとなり、氷河近くは、氷の溶けた跡の石がゴロゴロしたガレ場となっていました。氷河の先端は山の斜面にまで達しいていました。そして青い氷河の割れ目から大量の氷が流れ出ていました。その水量にも驚かされました。流れ出る水の出口は真っ青となったいました。氷河のできる速度よりも圧倒的に溶けるスピードが速いことを実感させられました。                        
(2019.11.06)

 
     




ベルニナ線、サンモリッツ駅を望む








駅前(横)のホテルを望む







モルテラッチ氷河、ハイキングコースの入口に有るモニュメントです
 





 3.”モルテラッチ氷河” 氷河跡をさかのぼる(1)




モルテラッチを望む







ハイキング道を氷河を目指し進みます



氷河の先端位置を示す標識です。1900年には氷河がここまであったことを示します
   




氷河の先端位置を示す標識にセットされていた案内板です







ハイキング道にて。左下の標識は、1920年となっています
 、
 4.”モルテラッチ氷河” 氷河跡をさかのぼる(2) 
 



1920年の標識です
 




氷河のアップです








ハイキング道横の草木の様子です






ハイキング道にて




氷河の先端が1950年に有った場所です






樹木の生い茂っている中を進みます
   
 





 5.”モルテラッチ氷河” 氷河跡をさかのぼる(3)




前方に1940年の標識が見えてきました







1940年の標識付近からの氷河です



1980年の氷河先端部です
 



1970年の標識です
 
 6.”モルテラッチ氷河” 1990年代の氷河跡
 




ヘルス氷河左側にある大雪渓です。奥はリフト小屋です







1990年の標識です。その先に見えるのは1995年の標識です。5年間で氷河がこのくらい無くなっています
 




氷河を目指すハイカーです







2000年の標識です。その先の標識は2005年です。物凄い勢いで氷河が後退しています
   
 






 7.”モルテラッチ氷河” 源流にて(1)
 



 2010年の標識です。完全なガレ場状態になっています。樹木は全くみえません




激しく水は流れ落ちていました







 源流付近にある案内板です  
 




1995年の道標前にて ガレ場に咲いていたお花です ハイキング道にて 氷河の終端に近づく




2015年の標識前からの景色です。氷河は山の斜面まで後退しています






 8.”モルテラッチ氷河” 源流にて(2)
 




ガレ場にて、右側の青っぽい所が源流(放出)となっていました







仮設橋を渡り、源流へと進みます



氷河の上部は土に覆われているのがはっきり見えます
 



がれきの中の氷河を望む




  お気に入り写真



下流方面を望む




源流付近の様子です







氷河から流れ出る水です。氷河の淡い青色は美しさより、悲しそうに見えました




モルテラッチ氷河、ハイキングコースを楽しむ







モルテラッチ氷河を望む




口を開けた氷河のアップです







スイスの人はどんなところへでも自転車です。タイヤの太さんに注目です





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