Ver 10.1.1920
  
 
 

  ( 上 信 越 の 山 )
  
  
 
第1集  尾瀬国立公園 ”至仏山(2,228m)” を登る
  


尾瀬国立公園、尾瀬ヶ原より至仏山を望む。(日本百名山 深田久弥薯29)
  
  
  
 
 


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 1.紅葉の ”至仏山” を登る
 至仏山 2,228m
 (しぶつさん)
 越後山脈
 尾瀬国立公園
 日本百名山 深田久弥薯29 
 群馬県 みなかみ町、片品村
 (撮影 2014.10.18)
 (作成 2021.04.10)

 至仏山(しぶつさん)は、群馬県の北東部、みなかみ町と片品村との境界に位置する標高2,228.1mの山で、二等三角点が設置されています。日本百名山の1つに数えられており、尾瀬国立公園に属しています。山体は太平洋側と日本海側の分水嶺となっていますが、県境ではなく群馬県内に位置しています。

 至仏山は、尾瀬一帯を眼下に見下ろすことのできる山で、オゼソウ・ホソバヒナウスユキソウ(細葉雛薄雪草)・タカネバラ等の高山植物が有名です。山体が蛇紋岩でできているため、特殊な蛇紋岩植物と呼ばれる植物群が生育することで植物ファンに名高い山です。
 山名は、仏教には関係なく、ムジナッ沢(つあわ)の別名「渋ッ沢」に由来するといわれています。
     (ウィキペディアより)


(Size : 29,721KB) 至仏山、山頂にて 尾瀬ヶ原より、至仏山を望む
  




 2.鳩待峠~山の鼻にて



鳩待峠より、至仏山を望む


鳩待峠、駐車場を望む 鳩待峠にて、鳩待峠休憩所を望む
< 至仏山の入山規制について > 

 至仏山の山体は蛇紋岩でできています。蛇紋岩は崩壊しやすく、風化が早いため、大量の観光客が訪れる登山道沿いの浸食は激しくなります。このため一時期入山が禁止されていました。入山が解禁された現在でも、5月から6月にかけては植生の保護を目的とした入山規制が行われており、登山が可能になるのは7月1日前後の山開き以降となっています。
 尾瀬ヶ原から直接登る登山道(東面登山道)は、現在でも浸食が激しい状態です。下りの方が植生荒廃・土壌流出の影響が大きく、また滑りやすい蛇紋岩のために下りは危険ということで、2008年より東面登山道の森林限界〜山頂間は登り専用となっています。山ノ鼻〜森林限界までは往復可能とのことです。    
(ウィキペディアより)



尾瀬ヶ原、山ノ鼻への入口です
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鳩待峠からの至仏山です 木道を進む。鳩待峠~山の鼻にて
山ノ鼻が見えてきました 山ノ鼻、至仏山荘です
       
google地図より(■カーソルセットで写真表示) google地図より(■カーソルセットで写真表示) Google!地図より(■カーソルセットで写真表示)
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(後 記)
 至仏山は、若いころ勤め先の仲間と残雪時期に良く出かけていました。まだ入山規制の無い時代、山頂からの残雪滑りで尾瀬ヶ原に滑り下るのが楽しみの一つでした。

 今回は、晩秋の尾瀬、紅葉の尾瀬、ということで鳩待峠から入山し、尾瀬ヶ原を散策し、帰りは至仏山経由で鳩待峠へ戻る計画で出かけました。
 朝、鳩待峠を出発した時点では、木道のいたるところに氷が張り付き、腰の引けるところも有りましたが、当日は天候に恵まれ、終日楽しい山歩きをすることが出来ました。晩秋の尾瀬ヶ原から眺める、燧ヶ岳と草紅葉、至仏山と草紅葉と堪能することが出来ました。
 至仏山では、時期が時期だけに高山植物のお花には合うことが出来ませんでしたが、日光の山々、上越の山々と素晴らしい眺望を楽しむことができました。

 尾瀬はいつ来ても楽しく過ごせ、心がリフレッシュされる所です。次は残雪期か春に来てみたいと思いました。               
(2021.04.10)

  【 山 行 記 録 】 コース概要 ( 山の鼻ルート)
 2014年10月18日(土)  
●(行き) 自宅(10/17 22:20) ⇒ (上越自動車道<仮眠>) ⇒ 6:15鳩待峠

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<尾瀬ヶ原散策>
 鳩待峠6:30 → 7:30山の鼻7:40 → 9:10竜宮十字路9:20 → 9:50ヨッピの吊橋 → 11:00山の鼻

<至仏山登山>
 山の鼻11:25 → (12:00森林限界) → 14:20
▲至仏山15:00 → 15:45△小至仏山 →  16:15笠ヶ岳・鳩待峠分岐 → 17:15鳩待峠

-------------------------------------------------------------------

●(帰り) 鳩待峠18:00 ⇒ (沼田IC) ⇒ (上越自動車道) ⇒ 22:15自宅
 
 快晴
 至仏山
   (2,228m)
 鳩待峠
 単独
 天候に恵まれた山歩きでした



山の鼻にて


googleマップからの画像です。googleマップからコピーしました
■ 画像クリックでgoogle Mapが表示します ■



山の鼻より、至仏山を望む

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 3.山の鼻より、至仏山登山道へ



至仏山登山道へ向かう



登山道へ、尾瀬植物研究見本園にて



尾瀬植物研究見本園にて



至仏山登山口を望む



至仏山登山口を望む
 、
  4.至仏山登り専用登山道にて(1)



至仏山登山口にて。登り専用の登山道との案内がでています



登山道を進む



登山道を進む



森林限界地点にて



森林限界地点より、山頂を望む



森林限界付近より、尾瀬ヶ原・燧ヶ岳を望む
   
 





  5.至仏山登り専用登山道にて(2)



登山道を進む



尾瀬ヶ原、池塘を望む。手前の建物は山の鼻です



平ヶ岳(2,139m)を望む



登山道、靴の踏み跡です



登山道にて、一生懸命の登りです



登山道にて
 
  6.森林限界から至仏山頂(2,228m)へ



素晴らしい眺めが広がっています



鎖場があります



登山道は植物保護のため、木製の階段が設置されています



眼下の登山道・尾瀬ヶ原を望む。森林限界を良く見ることが出来ます



日光の山々を望む



山頂へ続く登山道です



登山道からの眺望です。尾瀬ヶ原と燧ヶ岳(2,356m)、左奥の会津駒ヶ岳(2,133m)を望む






  7.至仏山山頂(2,228m)にて



至仏山山頂を望む



至仏山山頂にて



標高2,228m、至仏山山頂にて



山頂での記念写真です




登山道を望む 山頂を望む 山頂にて 山頂にて



鳩待峠を望む



至仏山より、ならまた湖(奈良俣ダム)を望む



左側後方の二つのピーク、左側は中ノ岳、右側は越後(魚沼)駒ヶ岳です






 8.山頂より、鳩待峠へ(下山)



小至仏山へ続く稜線を望む。右側の尖った山容は笠ヶ岳、後方の山は(上州)武尊山です



小至仏山側から至仏山山頂を望む



稜線を望む



小至仏山山頂(2,162m)です



至仏山山頂を望む。左側の石碑は小至仏山山頂です



富士見峠方面、アヤメ平を望む



鳩待峠へ進む



鳩待峠へ続く、木道にて



左側のピークは日光白根山(2,578m)、右は錫ヶ岳(2,388m)です



正面の燧ヶ岳とその左の会津駒ヶ岳を望む
【 日本百名山 深田久弥著 「29 至仏山(2228米)」より 】

 尾瀬沼を引立てるものが燧(ひうち)岳とすれば、尾瀬ヶ原のそれは至仏(しぶつ)山であろう。まだ尾瀬が近年のように繁盛(はんじょう)しない戦前のある六月、原の一端にある桧枝岐(ひのえまた)小屋に泊まって、そこから見た至仏山が忘れられない。広漠とした湿原の彼方(かなた)に遠く白樺(しらかば)の混った立木が並んで、その上に、愁揚迫らずといった感じで至仏山が立っていた。そしてその山肌の残雪が、小屋の前に散在した池塘(ちとう)に明るい影を落としていた。
 夕方、近くで摘んできた行者(ぎょうじゃ)ニンニクを腹一ぱい食べて、戸外の据え風呂に浸り、素っ裸のまま、長い黄昏(たそがれ)を蒼茫(そうぼう)と暮れて行く山の姿をいつまでも眺めていた。大らかな感動であった。

(続きは図書を入手して読んで下さい)





  お気に入り写真(尾瀬ヶ原)



草紅葉の尾瀬ヶ原より、至仏山を望む



紅葉の尾瀬ヶ原にて、木道を進む



山頂へと続く至仏山の登山道です



木道と至仏山です
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至仏山山頂近く、植物保護の木の階段の登山道が続いています



尾瀬、燧ヶ岳を望む





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