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  日本の山に登る・歩く
             (北アルプスの山)
  
  
  
[画像]  (57) 北アルプス ”笠ヶ岳 (2,897m)” に登る
  
  
  
  
 笠新道より ”笠ヶ岳 (2,897)” に登る
 
 笠ヶ岳(かさがたけ)
 2,897m
 飛騨山脈(北アルプス)
 (日本百名山:57)
 岐阜県高山市
 (撮影 2013.10.12-13)
 笠ヶ岳(かさがたけ)は、岐阜県高山市にある飛騨山脈の標高2,897 mの山で、中部山岳国立公園内にある山です。
 丸いお椀型の隆起がなだらかな稜線の上に、ポッカリと突き出た特徴的な姿で、北は立山連峰、南は御嶽山からでも、一目でそれと分かる山容をしています。山名もその笠を伏せたような姿に由来しています。   
(ウィキペディアより)

 10月の体育の日の連休を利用し、笠新道より行って来ました。テント泊の予定でしたが、雨・あられ・雪となり、笠ヶ岳山荘にお世話になって来ました。
(Size : 1,675KB) 
登山道より、笠ヶ岳を望む 笠ヶ岳山頂を望む
 
 
 新穂高温泉 ”笠新道” より入山する
 
【岐阜県最高峰の山、笠ヶ岳】

 高山盆地から仰ぐ北アルプスの延々と続く山並みの中で、ひときわ均衡のとれた美しさを見せるのが笠ヶ岳です。北アルプスのどこから眺めても一見してそれと分かる山で、昔は迦多賀岳、肩岳と呼ばれ、また大(おさ)ヶ岳ともいわれていました。北アルプスのほとんどの山が県境の山となっていますが、笠ヶ岳はすべて飛騨の山で、名実ともに岐阜県内の最高峰となっています。  
(山と渓谷社HPより)

 
■ 笠新道登山口を望む ■
 
 新穂高温泉登山者向け無料駐車場、150台程駐車可能とのことです 笠新道、杓子平を目指しひたすら登る
   
  
  
新穂高温泉の登山道(ゲート)入口です。右側に登山者カードの提出箱があります。 笠新道、標高約1,920m、杓子平までの中間地点です 笠新道より、穂高連峰を望む。穂高はあいにくガスの中でした。 杓子平に戸到着です。杓子平の道標です。
  
   
 笠新道 雨の ”杓子平”にて
 
■ 杓子平を望む。右側の(ガスのかかっている)くびれたあたりです。 ■
  
”抜戸岳側より、杓子平方面を望む 笠新道、抜戸岳の分岐です。笠ヶ岳山荘まで登り70分の表示があります。。
 
 ”笠ヶ岳” 雄姿を望む
   
■ 笠ヶ岳を望む、左側にある分岐を笠新道への入口です ■
  
■ 笠ヶ岳を背に、抜戸岳方面(笠新道分岐)を望む ■  
   
 登山道で見つけたアレコレ!
  
  
 登山道で見つけたお花です
   シラタマノキ実     ナナカマドの実
  
  
 北アルプス ”笠ヶ岳”山頂にて
 
 
【笠ヶ岳の開山】

 笠ヶ岳は、見るからに雄偉な印象を受けずにはいられないところから、はやくより信仰の山となっています。長和3年(1674)、円空上人がこの山を開山し、その後、天明2年(1782)に南裔(なんねい)上人が阿弥陀、薬師、不動、大日の四尊の奉納を行いました。さらに41年後の文政6年(1823)には、播隆(ばんりゆう)上人が28人の村人とともに、また翌年には一行66名を伴って笠谷から登っています。これは日本山岳史上の壮挙とされています(『濃飛風上記』より)。  
(山と渓谷社HPより)

 
■ 笠ヶ岳山頂を望む ■

笠ヶ岳山頂より、富士山を望む
■ 笠ヶ岳山頂のご来光。穂高連峰(北穂高岳)からの日の出です。 (カーソルセットで山名が表示されます) ■
  
笠ヶ岳山頂を見上げる。平らな岩が敷き詰められている感じです。 笠ヶ岳岳山頂にある祠です。山行の安全祈願をしました。
  
笠ヶ岳山頂でご来光を見る登山者です
 
 
 北アルプス ”笠ヶ岳”の眺望
  
■ 笠ヶ岳より、笠ヶ岳山荘を望む ■
  
笠ヶ岳キャンプサイトより、山頂と山荘を望む 笠ヶ岳キャンプサイトを望む(山荘までは登り、10分程の場所です)
  
 北アルプス ”笠ヶ岳” 案内
  
【日本百名山 深田久弥著 「57 笠ヶ岳」より】
 山の名には、冠だの、烏帽子だの、笠だの、頭にかぶるものの名称を取ったものが多い。同じ笠にも、編笠山や遠笠山や衣笠山などあるが、やはり一番多いのは単なる笠ヶ岳である。もちろんそれは笠の形をしているから名づけられたに違いないが、名前だけでは信用出来ない。表から眺めると笠に見えても、横に廻ると全く形の変わるものがあるからである。
 それらの多くの笠の筆頭に挙げられるのは、北アルプスの笠ヶ岳である。そしてこの山ほどその名に忠実なものはない。どこから望んでも笠の形を崩さない。遠い立山から見ても、近い穂高から見ても、山麓の平湯から仰いでも、飛騨の高山市から眺めても、すぐそれと指摘出来る、文字通りの笠ヶ岳である。
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(続きは図書を入手して読んで下さい)

  
  
■ 笠ヶ岳山荘より穂高の山々を見る  ■
 
笠ヶ岳山荘からの眺望 笠ヶ岳山荘と笠ヶ岳山頂を望む
  
  
 笠ヶ岳山荘を望む 笠ヶ岳山荘の様子です  笠ヶ岳山荘の夕食です。お腹一杯食べられます。 笠ヶ岳山頂にて
 【笠ヶ岳から鏡平へ下山する】
秩父平にて 秩父平より、槍ヶ岳を望む 弓折岳(2588m)山頂にて 鏡平小屋にて
 
  
  
Yahoo!地図より Yahoo!地図より(■カーソルセットで写真表示) Yahoo!地図より(■カーソルセットで写真表示)
  
  
           
後   記   
 笠ヶ岳に登るときは笠新道からと決めておりました。新穂高温泉の駐車場は鍋平に回されると大変なので、会社を一時間ほど早く退社し早めに自宅を出てきました。それでも駐車場着は2:00で、残り20台とのことでした。

 今回はテント泊の準備をして出かけました。アプローチで林道歩きの時は青空が見えていましたが、笠新道に入り2時間ほどで雨が降ってまいりました。その後は降ったり止んだり、抜戸岳を過ぎ、笠ヶ岳までの尾根歩きは猛烈な風とあられにみまわれました。そして夕方には雪に変わっていました。一日でフルコースの天気を味わうことが出来ました。
 尾根での強風とあられ攻撃でテント泊は完全にあきらめ山荘泊まりとしました。それも夕食付です。おかげさまで大量の食材が余ってしまいました。

 翌日は2〜3pの積雪となっておりました。初冠雪とのことです。5時半薄暗い中、ご来光を見に山荘を出発しました。笠ヶ岳山頂に30分ほど滞在し北穂高岳からの日の出を堪能しました。

 下山は鏡平を経由するルートをとりましたが、尾根歩き中は槍ヶ岳、大キレットを眺めながらの素晴しい歩きでした。
 また鏡平では逆さ槍の写真をゲットできました。 次回は、双六で一泊し逆回りで歩いてみたいと思います。   (2013/10/27)


 
 
                                               
 内  容 コース概要 (笠新道コース)
 2013年10月11日(金)
       〜13日(日)

●(行き) 首都高・中央高速
  自宅(10/11 21:00) ⇒ 松本IC ⇒ 新穂高温泉無料P場(2:00-仮眠5:00)
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[11/12(土)]
 新穂高温泉無料P場(5:50) → 笠新道登山口(7:10-7:15)  → 9:10中間地点 → 杓子平(12:15-12:35) → 14:30抜戸岳分岐 → 笠ヶ岳山荘(16:00) 

[11/13(日)]
 笠ヶ岳山荘(5:25) → ▲笠ヶ岳2897m(5:40-6:10) → 笠ヶ岳山荘(6:25) 

 笠ヶ岳山荘(7:40) → 抜戸岳分岐(9:00) →  秩父平(10:05-10:30) → 大ナマ乗越(12:00-12:10) → 鏡平山荘(13:20-14:30) → わさび平小屋(16:50-16:55) → 新穂高温泉無料P場(18:05)

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●(帰り) 信越・関越道
新穂高温泉無料P場(18:30)  ⇒ 松本IC ⇒  自宅(10/14 1:30)
 10/12 曇り後雨(あられ)、夕方雪
  /13 晴れ
 笠ヶ岳(かさがだけ)
 (2,897m)
 飛騨山脈(北アルプス)
 新穂高温泉
 単独
 笠ヶ岳山荘泊
 
■ 弓折乗越より、槍ヶ岳岳、穂高連峰を望む。中央下は鏡平山荘です ■
 
 ■ 鏡平 ”逆さ槍”の撮影にチャレンジする ■
 


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