Ver 10.1.1920
  
 
 

  ( 中 央 ア ル プ ス )
  
  
 
第1集  中央アルプス ”空木岳(2,864m)” の夜明け
  


ブルーモーメント中央アルプスの夜明け、空木岳より八ヶ岳・南アルプスを望む。(日本百名山 深田久弥薯75)
  
  
  
 
 


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 1.中央アルプス ”空木岳” の夜明け
 空木岳 2,864m
 (うつぎだけ)
 中央アルプス国定公園(木曽山脈)
 日本百名山 深田久弥薯75 
 長野県 駒ヶ根市、飯島町、大桑村
 (撮影 2012.08.25-26)
 (作成 2021.04.15)

 空木岳(うつぎだけ)は長野県駒ヶ根市、飯島町、大桑村にまたがる標高2,864 mの山です。木曽駒ヶ岳山群以外では木曽山脈(中央アルプス)で最も標高の高い山であり、日本百名山に選定されています。
 山頂一帯は花崗岩の岩場であり、その白い砂礫地となっています。空木岳の頂上東側は空木平カールと呼ばれる圏谷地形で、森林限界のハイマツ帯の高山植物の宝庫です。北隣の東川岳からは目の前に立ちはだかるようなピラミッド状の空木岳を見渡せます。

 1960年(昭和15年)から翌年にかけて周辺で見られたライチョウは、その後確認されていませんでしたが、2019年6月に、50年ぶりに雷鳥が発見されヒナの誕生に期待が持たれています。
     (ウィキペディアより)


(Size : 14,731KB) 空木岳山頂を望む。後方は南アルプスです 空木岳山頂にて
  




 2.中央アルプス 空木岳の夜明け



夜明けの八ヶ岳を望む


南アルプスのブルーモーメントです。左側の三角形の山は甲斐駒ヶ岳です 日の出前の八ヶ岳です
< 空木岳登頂、ポピュラーな池山尾根コースについて > 
 空木岳登頂の最もポピュラーな池山尾根コースの起点は駒ケ根高原です。ここから一気に高度を上げていき、池山小屋を過ぎて原生林帯に入る。やがてマセナギ(馬小屋の入り口に懸ける横棒、マセン棒のようにナギが登山道を通せんぼしている所)、大地獄、小地獄、迷尾根などという、恐ろしげな地名の難所を通過、ダケカンバ帯を抜けると空木平となる。ハイマツの間のお花畑や小鳥たちに迎えられて、もうひと登りすれば山頂である。下山は木曽殿越から伊奈川に下り、木曽谷の倉本駅に下るのが変化に富んでいて面白いだろう。
 所要時間は駒ケ根高原から空木岳山頂まで約6時間。倉本駅から山頂まで登り9時間弱、山頂から倉本駅へは下り5時間。千畳敷からは桧尾岳や熊沢五峰などを越えて約7時間の縦走で山頂に立てます。    
( YAMAKEI-ONLINEより)




南アルプスを望む。左より甲斐駒ヶ岳(2967m)、仙丈ヶ岳(3033m)です




夜明け前の南アルプスです 夜明け前の八ヶ岳です 甲斐駒ヶ岳です 空木岳山頂にて
       
google地図より(■カーソルセットで写真表示) google地図より(■カーソルセットで写真表示) Google!地図より(■カーソルセットで写真表示)
◆クリックでGoogle Mapが表示されます
(後 記)
 前日、空木岳山頂に来たときは、あいにくのガスがかかり、時々視界がひらけ、青空や山々の一部が見え隠れしていました。残念ながら山頂からの眺望は、楽しむことが出来ませんでした。

 駒峰ヒュッテ早朝4時、ヒュッテから眺める八ヶ岳・南アルプスの夜明け前のブルーモーメントは素晴らしい一言でした。そしてブルーモーメントから朝焼けと5時25分太陽が顔を出すまで、移り変わる山々と雲海の景色と空木岳での夜明けを堪能することが出来ました。そして山頂からは、八ヶ岳、奥秩父、南アルプス、富士山、御嶽山、乗鞍岳、北アルプス、中央アルプスと日本の中心にある山々をほとんど望むことが出来ました。とてもラッキーな日でした。
               
(2021.04.18)

  【 山 行 記 録 】 コース概要 ( 池山尾根コース)
 2012年8月24日(金)
       ~26日(日)
   (1泊3日)
 
●(行き) 自宅(8/24 22:20) ⇒ (中央高速:双葉SA<仮眠1:30~4:30>) ⇒ (駒ヶ根IC)  ⇒ 6:30駒ヶ根高原:林道P

-------------------------------------------------------------------
<8/25(土)>
 林道P6:50 → 8:20池山小屋(水場)8:30 → 10:20(小地獄・大地獄) → 12:25分岐12:40 → 13:15駒石13:20 → 14:00駒峰ヒュッテ14:15 → 14:25▲空木岳15:10  → 15:20駒峰ヒュッテ(泊)

<8/26(日) 4時起床>
 駒峰ヒュッテ6:05 → 6:13▲空木岳6:25 → 6:35駒峰ヒュッテ6:45 → 7:05駒石 → 7:25分岐 → 8:15迷い尾根8:20 → 9:35池山小屋(水場)9:45 → 10:45林道P

-------------------------------------------------------------------

●(帰り) 駒ヶ根高原:林道P11:25 ⇒ (駒ヶ根IC) ⇒ (中央高速) ⇒ 16:05自宅
 
 8/25:曇り時々晴れ
   26:快晴
 空木岳
   (2,864m)
 駒ヶ根高原 池山林道駐車場
 単独
 天候に恵まれた山歩きでした



南アルプス、左より甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳・北岳・間ノ岳を望む


googleマップからの画像です。googleマップからコピーしました
■ 画像クリックでgoogle Mapが表示します ■



空木岳より、八ヶ岳を望む



空木岳より、八ヶ岳のアップです。
左より、天狗岳(2646m)、硫黄岳(2760m)・横岳(2829m)、トンガっているのが赤岳(2899)、権現岳(2715m)、編笠山(2526m)です
 





 3.夜明けの八ヶ岳・南アルプスを望む



南アルプス、塩見岳を望む。塩見岳の奥に富士山が見えます



南アルプスの山々を望む(1)。
左より鋸尾根、甲斐駒ヶ岳(2967m)、仙丈ヶ岳(3033m)、北岳(3193m)、間ノ岳(3189)、農鳥岳(3026m)、富士山・塩見岳(3047)を望む



南アルプスの山々を望む(2)。
左より富士山・塩見岳(3047)、荒川岳(3141m)、中岳(3083m)、赤石岳(3120m)、聖岳(3013m)、上河内岳(2803m)を望む



左より荒川岳(3141m)、中岳(3083m)、赤石岳(3120m)、聖岳(3013m)を望むを望む



雲海に浮かぶ南アルプス、左側より仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳を望む



八ヶ岳を望む



左側、奥秩父の山々と手前、鋸岳・甲斐駒ヶ岳を望む
 、
  4.夜明けの御嶽山・乗鞍岳を望む



駒峰ヒュッテより、御嶽山を望む。右側に見えるのは乗鞍岳(3026m)です



夜明け前の御嶽山を望む



朝日の御嶽山(3067m)を望む。中央の最高峰が剣が峰です



朝日を浴びる、御嶽山を望む



朝日を浴びる、御嶽山を望む



朝日を浴びる、空木岳山頂です
   
 





  5.夜明けの八ヶ岳・南アルプスを望む



南アルプス甲斐駒ヶ岳(太陽の右側)に陽が昇ります



夜明けの南アルプス、塩見岳を望む。奥には富士山が顔を出しています。右は荒川岳です



朝日の雲海に浮かぶ、八ヶ岳を望む



夜明けの甲斐駒ヶ岳を望む



奥秩父からの日の出です
 
  6.空木岳(2,864m)山頂からの眺望(1)



雲海に浮かぶ南アルプスです。素晴らしい眺めが広がっています



富士山を望む



太陽を望む



雲海の中の八ヶ岳です



空木岳山頂を望む。後方は南アルプスです



眼下の駒峰ヒュッテです(暗くて見ずらいです)



甲斐駒ヶ岳を望む






  7.空木岳(2,864m)山頂からの眺望(2)



空木岳山頂より、南駒ヶ岳を望む
◆クリックでGoogle Mapが表示されます



空木岳山頂より、宝剣岳、駒ヶ岳を望む
◆クリックでGoogle Map 360度ビューが表示されます



正面手前は、熊沢岳、奥のとんがって見えるのは、宝剣岳、その左側の高い山は木曾駒ヶ岳です。
その後方に見えるのは、穂高連峰です。槍ヶ岳が微かに見えます



後方左側は御嶽山、右側は乗鞍岳です



乗鞍岳を望む



空木岳山頂より、宝剣岳、駒ヶ岳を望む
<登山道で見つけたお花です>




イワツメグサ(岩爪草)です トリカブトです ゴゼンタチバナです サラシナショウマ(晒菜升麻)です



池山尾根にて



空木岳を望む



巨岩、駒石を望む



登山道にある巨岩です



右側の駒石と空木岳山頂を望む






  8.山頂より、下山(2)



小中央アルプスの山々を望む。中央の小さな三角形が宝剣岳です



中央アルプス、千畳敷カールを望む

千畳敷カールを望む。下の赤い建物は駒ヶ根ロープウェイの千畳敷駅です



池山小屋です



池山林道終点、空木岳登山口です
【 日本百名山 深田久弥著 「75 空木岳(2864米)」より 】

                           : 
私が空木岳を訪ねたのは、南の越(こすも)百山から山稜(さんりょう)を北上してであった。長い尾根道は、一面に匐松(はいまつ)に覆(おお)われ、松磊磊(らいらい)というむずかしい漢字が似合うような岩の群が、巨人のおもちゃ箱をひっくり返したように散乱していて、しかもそれが皆白い花崗岩(かこうがん)なので、匐松の緑と相映じて、美しい景色を作っていた。仙涯嶺(せんがいれい)、南駒ヶ岳を越えて空木岳に近づくと、巨石の散乱はますますはげしく、その錯雑(さくざつ)した間を通ってついに頂上に達した。小さな祠(ほこら)が立っていた。
                           : 

(続きは図書を入手して読んで下さい)





  お気に入り写真



宝剣岳、駒ヶ岳を望む



宝剣岳を望む。手前の山小屋は檜尾避難小屋です



巨岩のある登山道です



駒峰ヒュッテのテラスです。眺望も良く解放感のある素晴らしいテラスです



朝焼けの御嶽山を望む



空木岳から眺める日の出です





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