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  日本の山に登る・歩く
           (近畿・中国・四国の山)
  
  
  
[画像]  (91) 大峰山 ”八経ヶ岳 (1,915m)” に登る
  
  
  
  
 (91)  大峰山 最高峰 ”八経ヶ岳 (1,915)” に登る
 
 大峰山
 八経ヶ岳(はっきょうがたけ)
 標高1,915 m
 (日本百名山:91)
 世界文化遺産 
      「大峯奥駈道」)
 奈良県吉野郡天川村、
 上北山村
 (撮影 2013.05.25)
 大峰山は、山上ヶ岳から南の弥山(みせん)[1895m]・八経ヶ岳(はっきょうがたけ)[1915m]を含む山全体をさします。中でも八経ヶ岳(別名仏経ヶ岳、八剣山)は、近畿・中国両地方の最高峰です。
 八経ヶ岳(はちきょうがたけ)は奈良県吉野郡天川村と上北山村の境に位置し、標高1,915 mの紀伊山地にそびえる山です。 (ウィキペディアより)   

 弥山にある、世界遺産、史跡「大峯奥駈道」の案内版の写真を撮りに行ってまいりました。
(Size : 1,830KB) 
弥山(みせん)山頂より、八経ヶ岳を望む 八経ヶ岳山頂の風景です
 
 
 八経ヶ岳 ”行者トンネル” より入山する
 
【大峰山とは】

 八経ヶ岳は、北の吉野山から南は熊野本宮付近に達する大峰山脈の最高峰です。山脈東面に北山川、西面には十津川が流れ、水源には優れた渓谷を数多く見ることができます。山脈の中心は山上ヶ岳から釈迦ヶ岳で、温帯から亜高山帯の豊富な植物が見られ、大峰の名花といわれるシャクナゲとオオヤマレンゲはよく知られるところであります。主脈から派生する前衛峰の中にも、派手さはないが魅力あるピークがいくつかあります。稲村ヶ岳、観音峰、天和山、七面山、中八人山などの山があげられます。また、大峰は修験道の根本道場と言われ、古来より行者たちのための75箇所の霊場があり、俗に「大峰七十五靡(ナビキ)」と呼ばれています。この奥駈道(参詣道)が2004年7月、世界遺産登録されています。  
(マップル社HPより))

 
■ 八経ヶ岳登山口、行者トンネルを望む ■
 
 行者トンネル、登山道入口を望む 鉄製梯子です。まもなく弥山小屋です。
 
 八経ヶ岳 ”大峯奥駆道出合” を望む
 
■ 大峯奥駆道出会いを望む ■
 
 大峰山 ”八経ヶ岳” 山頂を目指す
   
■ 大峰山を望む。(左:八経ヶ岳、右:弥山) ■
  
”弁天の森”、石休の宿跡を望む(標高1600m三角点有り) ”聖宝の宿”様子です
  
   
  
  
登山道入口から間もなくの所、木製の橋を渡る 奥駆道出会いを目指し進む  奥駆道出会いが見えてきました ”大峯奥駆道”を弥山に向かい歩く
  
  
 
 大峰山 ”八経ヶ岳 山頂 ” にて
 
【大峯奥駈道について】

 吉野から熊野に至る大峯奥駈道は、古来よりの自然信仰と渾然一体となった渡来の神仙思想や道教や仏教の修行のために、藤原や平城の都からこの地を訪れた僧侶(修験者)によって切り開かれたことに始まりました。熊野修験が勢力を伸ばす中で長久年間(1040年 - 1044年)に修験者(義叡、長円)により熊野から吉野までの大峯奥駈道が体系付けられた。熊野から吉野まで詣でることを順峯。吉野から熊野まで詣でることを逆峯と呼んでいます。 なお大峯山では「峯」の文字を使用しており、これは「山久しくして平らかなり。」という意味を示しています。   
(ウィキペディアより)
 
■ 八経ヶ岳山頂の風景です ■
  
■ 弥山山頂より、八経ヶ岳を望む ■
  
八経ヶ岳山頂の様子です 八経ヶ岳山頂の三角点です
 
 
 大峰山 ”弥山” にて
  
■ 八経ヶ岳山頂より、弥山山頂、弥山小屋を望む ■
  
弥山山頂へ進む 弥山小屋にて
弥山山頂、天河奥宮に参拝する(弥山山頂の様子です)
  
 大峰山 案内
  
【日本百名山 深田久弥著 「91 大峰山」より】
 大峰山(おおみねさん)はわが国で最も古い歴史を持った山である。この山についての古記録は、枚挙にいとまがない。昔は山中に金を産するというので、金岳(かねのみたけ)と呼ばれた。それが金峰山となった。甲州の金峰山、肥後の金峰山、その他諸国にある金峰山は、みなこの本山から蔵王権現を分祠(ぶんし)して名づけられたものである。
 開山は役ノ小角(えんのおづぬ)と伝えられる。斉明朝元年(六五五年)彼は二十二歳で大峰山の上で苦行したというから、これを登山記録と見れば日本最古であろう。それ以来霊山として信仰の的となり、天皇、皇族、公卿(くげ)などの参詣(さんけい)がしばしば行われた。


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(続きは図書を入手して読んで下さい)

  
  
■ 弥山小屋にあります、世界遺産「大峯奥駆道」の案内板です ■
  
弥山から八経ヶ岳への登山道にて、八経ヶ岳を望む 弥山から八経ヶ岳への登山道にて、「オオヤマレンゲ」を鹿の食害から守る柵です
  
一晩おせわになりました(1) 一晩おせわになりました(2) 八経ヶ岳山頂にて 登山道より、弥山小屋を望む
  
 弥山、国見八方覗入口です 国見八方覗にて   国見八方覗より、八経ヶ岳を望む 国見八方覗より、大台ケ原方面を望む
 
  
  
Yahoo!地図より Yahoo!地図より(■カーソルセットで写真表示) Yahoo!地図より(■カーソルセットで写真表示)
  
  
           
後   記   
 大峯奥駆道は、いつか吉野金峯山寺の銅鳥居(かねのとりい)から熊野本宮大社(現在の大斎原:おおゆのはら)まで修験者の気持ちになって歩きたいと思っています。今回は弥山にある大峯奥駆道の世界遺産登録の案内板を確認することと大峯奥駆道の出会いから八経ヶ岳までの奥駆道を歩くことを目的に行ってまいりました。

 行者還トンネルまでは、道路も舗装され山道としては思っていたより良い道でしたが、山の深さは相当なものでした。登山地図ではキャンプ適地と案内されているところにテントを張り、山頂を目指しました。
 早朝うるさいくらいの小鳥のさえずり声で目をさまし、5:30テントを出発。一時間ほどで奥駆道出合に到着。ここからの登山道は大峯奥駆道として世界遺産登録の道標が案内となっていました。出合から1時間40分ほどで弥山小屋に到着、弥山小屋までは昔の修験者はどのような気持ちでこの道を歩いていたのかなどと考えながらの歩きでした。弥山小屋では第一の目標であるの世界遺産の案内版を確認しました。弥山山頂にある天河奥宮に参拝し、八経ヶ岳に向かいました。 
 9:00八経ヶ岳山頂に到着。コーヒーを入れ天候に恵まれた山頂で熊野へ続く山々を眺めながら至福のひと時を過ごしました。

 9:40下山を開始し、12:40テントを撤収し帰宅の途に着きました。
 八経ヶ岳から眺めた山々、あらためて吉野から熊野まで歩くことを楽しみとなった山行となりました。   (2013/8/2)


 
 
                                               
 内  容 コース概要 (行者還トンネルコース)
 2013年 5月 24日(金)
        〜25日(土)
●(行き)
  自宅(5/23 22:00)  ⇒  亀山SA(7:00) ⇒ (5/24)▲大台ケ原山(10:14:25) ⇒ 行者還トンネルP場(15:35)※テント設営
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[5/258(土)]
行者還トンネルP場(5:30 → 奥駆道出会(6:28) → 弁天ノ森(6:50) → 聖宝の宿宿 → 弥山小屋(8:10 → △弥山1895m(8:30) → 天河奥宮(8:35) → ▲ハ経ヶ岳(1915m) (9:00-9:40) → 弥山小屋(10:05) → 聖宝の宿(10:35)) → 弁天の森(11:00-11:08) → 奥駆道出会 → 行者還トンネルP場(12:10 ※テント撤収12:40)
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●(帰り)
 行者還トンネル(13:00) ⇒ 伊賀上野城(15:45-18:00) ⇒ 亀山IC  ⇒ 自宅(5/26(日) 2:40)
 晴れ
 大峰山(おおみねさん)
 ハ経ヶ岳(はっきょうがたけ  1915m)
 独立峰
 行者還トンネル
 単独
 行者還トンネル近場テント泊
 
 
 ■ 大台ケ原(正面)を望む。(カーソルセットで拡大写真が表示されます) ■
 


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