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第1集  スイス連邦 世界文化遺産登録 ベルン旧市街(2) ”ベルン時計塔~連邦院” を散策する
  


シュピタル通りより、時計塔(聖霊教会)を望む
  
  
  
 
 


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世界文化遺産登録 ”ベルン旧市街” 

( 世界文化遺産  1983年  月登録 )



 ベルン旧市街はスイスの首都ベルンに残される中世ヨーロッパ都市の姿を今に伝える美しい町並みです。1191年にツェーリンゲン公ベルヒトルト5世が、アーレ川に囲まれた小高い丘という地形をいかしてニィデックに築いた砦にはじまり、13世紀に自由都市となり時計塔のところまで発展し、その後もそのエリアを拡大、16世紀頃までには、ヨーロッパ最長ともいわれるアーケードや各所に点在する凝った彫像が美しい水飲み場、荘厳な大聖堂などがつくられました。

 アーレ川に囲まれる立地から古くから天然の要害、政治の中心として栄えてたベルンの様子を今もなお伺うことが出来ます。また、今のような石造りの町並みの基礎は15世紀初頭の大火以降となっています。


1.ベルンの時計塔
 ベルン旧市街において、1191年から1250年までの間、西の境界を示す城門の役割を果たしていたのが時計塔です。創建当時は、木造の門であったといいます。1405年大火によって基礎部分(ベルン最古の建造物)を残し消失しますが、1530年に時計塔として蘇ります。

2.ベルン大聖堂
 1405年大火に襲われたベルンの旧市街には、復興へと進むべく、希望となる光が必要でした。着々と復興へ向けて歩み始めていた中、灰と化した街の復興の象徴として建設が始まったのが、ベルン大聖堂です。

 1421年に建設が開始されたベルン大聖堂は、アーレ川のほとり、小さな礼拝堂があった場所に建てられました。度重なる工事の中断や宗教改革による破壊などを経て、ようやく完成したのは1893年のことでした。着工から、470年以上の歳月をかけて完成した聖堂は、後期ゴシック様式の壮麗な大聖堂となりました。

 

            (世界遺産オンラインガイド HPより)
        

 1.スイス連邦 ”ベルン旧市街”を散策する
 ベルン旧市街
 (べるんきゅうしがい)
 世界文化遺産
 (1983年、ベルン旧市街として登録)
 スイス連邦 ベルン州 ベルン 
 (スイスの首都) 

 (撮影 2019.07.30)
 (作成 2021.03.04) 

 ベルンは、1191年にツェーリンゲン公ベルヒトルト5世が、アーレ川に囲まれた小高い丘ニィデック(Nydegg)に築いた砦を中心につくられた街です。13世紀からは自由都市として発展し、15~16世紀にかけて住民が増加するにつれ、西側へと拡張してきました。荘厳な大聖堂、石灰岩の建物が並ぶヨーロッパ最長といわれるアーケード、各所に点在する凝った彫像が美しい水飲み場など、かつての街並を留める歴史的な街は、中世ヨーロッパにおいて各地で拡大していった都市の発展モデルともいわれています。
 また往時の姿を残しながらもスイスの首都として現代都市の機能を兼ね備えている点も高く評価され、1983年に文化遺産としてユネスコ世界遺産に登録されました。    (スイス政府観光局HPより)


(Size : 22,758KB) ベルン、連邦院(連邦議会議事堂)を望む シュピタル通りにて、後方の塔は聖霊教会です
  




 2.ベルン ”旧市街” にて(1)


ベルン バコルンハウス橋を望む。全長382m、建築年は1895年と古い歴史を持つ橋です
 


マルクト通りにあります、射手の泉(シュツェンブルネン)です 子供喰いの噴水 (Kindlifresserbrunnen)にて
< ベルン旧市街の泉(噴水)について >     

 スイスの首都ベルンの街には100か所以上の泉(噴水:ブルネン)があります。その中で、旧市街の中央を横切るメインストリート周辺に設置された11箇所は個性的で種類豊富なことより有名な泉となっています。
 泉の水は自由に汲むことができ、昔は人々や馬の水として使われていたそうです。泉の水は、アルプスの湧き水でとても新鮮で美味です。今でも水飲み場として使われているとのことです。
 ※噴水によっては飲み水ではない場合もあるので注意が必要。その場合はきちんと「注意書き」がしてあるので必ず飲む前に確認が必要です。


 【 ベルン旧市街の泉 】

  1.リーフリブルネン(Ryfflibrunnen :1545年建設)
  2. パイプ吹きの噴水(Pfeiferbrunnen:1545年建設)
 〇3.アンナ=ザイラーの噴水(Anna Seiler Brunnen :1545年建設)
 〇4. 射手の泉(銃士の泉)(Schützenbrunnen:1543年建設)
 〇5. 子食い鬼の噴水(Kindlifresserbrunnen:1545年建設)
  6.ツェーリンゲンの噴水(Zähringerbrunnen :1535年建設)
  7. サムソンの噴水(Simsonbrunnen:1527年建設)
  8. モーゼの噴水(Mosesbrunnen:1791年建設)
  9.旗手の噴水(Vennerbrunnen :1791年建設)
  10. 正義の女神の泉(Gerechtigkeitsbrunnen:1543年建設)
  11.レウーファーブルネン(Läuferbrunnen :1545年建設)          ※〇印は写真の掲載あり  




ベルン 時計塔を望む




旧市街にて、右側は「子供喰いの噴水」です 旧市街にて 旧市街にて 旧市街にて
       

googleマップからの画像です。googleマップからコピーしました
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  (後 記)  
       
   ベルンに来るまで、スイスの首都はジュネーブだと思っていました。ジュネーブには、国際的な機関が沢山あり国際会議などのニュース報道が多いため、いつしか首都はジュネーブと思い込んでいました。

 ベルンの街に来て驚いたことは、近代的な高層ビルが街中では見当たりませんでした。4~6階建ての石造りの建物が整然と立ち並び、高い建物は時計塔や教会の塔が目立つだけでした。首都イコール近代都市のイメージがありましたが、中世の都市、ベルンがスイスの首都であることは、凄いことだと思いました。

 また、日本の国会議事堂にあたる連邦院(連邦議会議事堂)前の近くの通りでは、沢山の露店が出て賑わっていました。日本の国会議事堂前で、沢山の屋台が並び果物や食べ物が売っている様子は想像できませんが、ここでは普通の生活なのでしょう。警察官もほとんど目にすることがありませんでした。何か日本とはかけ離れた治安のあり方がある所なのだな~と感じました。   
(2020.3.6)
 
     



マルクト通りにあります、射手の泉(シュツェンブルネン:Schutzenbrunnen)です。1543年の建造とのことです。
後方は、時計塔です



「子供喰いの噴水」です
 





  3.ベルン 旧市街にて(2)



コーンハウスプラッツにて、左側は「子供喰いの噴水」です
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コーンハウスプラッツにある、「子供喰いの噴水 (Kindlifresserbrunnen)」です



マルクト通りに面した建物の外壁のアップです



旧市街、マルクト通りに面した建物は外壁です。様々な趣向が凝らしてありますにて
 
  4.ベルン 旧市街にて(3)



マルクト通り(Marktgasse)をのぞむ



マルクト通り(Marktgasse)の監獄塔を望む
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アンナ・ザイラーの噴水(Anna-Seiler-Brunnen)です。後方は監獄塔です



1354年にベルンの病院の創設者であるアンナ・ザイラーの像です



マルクト通り(Marktgasse)の監獄塔の下をトロリーバスが通過します



シュピタル通りにて、後方に見える時計塔は聖霊教会です



シュピタル通り((Spitalgasse)より、聖霊教会を望む
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  5.連邦院へ続く露店市場にて



連邦院前まで続く露店市場です。後方が連邦院です


露店市場にて



露店市場にて、沢山の桶です。この中から食材を販売しています




連邦院前まで続く露店市場の果物屋さんです






露店市場の木陰では、チェスを楽しんでいましす。後方は連邦院です
 
  6.ベルン ”連邦院(連邦議会議事堂)”にて(1)



連邦院(連邦議会議事堂)の北正面の眺めです
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連邦院、上部の彫刻のアップです



連邦院、上部の彫刻のアップです




連邦院、向かって右側の彫刻です






連邦院、向かって左側の彫刻です



連邦院、最上部のアップです



連邦院(連邦議会議事堂)のアップです
 






  7.ベルン ”連邦院(連邦議会議事堂)”にて(2)




連邦院(連邦議会議事堂)、右側にあるのテラスへの出入口です






連邦院からの眺めです



連邦院、テラスからの眺めです。手前の川はアーレ川です



連邦院より、ヴァリアント銀行(Valiant Bank)を望む



連邦院正面にあります、ヴァリアント銀行(Valiant Bank)です



連邦院正面左側にあります、スイス国立銀行(Swiss National Bank)です



ベルンの旧市街にて、連邦院正面右側の建物です





  8.ベルン旧市街にて ”昼食”



レストラン アンカー(RESTAURANT ANKER)前にて



レストラン アンカーです
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とても暑い日でしたので、ビールを飲みました






美味しくいただきました
 



旧市街にて




  お気に入り写真



ベルン大聖堂展望台より、アーレ川と旧市街を望む



マルクト通りにある、射手の泉(銃士の泉)(Schützenbrunnen:1543年建設)です



キッチンカーの後ろは、「ベーレンプラッツの噴水」・「連邦院」です
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連邦院前で自然に優しいエコカーを見かけました






ベルン、旧市街を走るトラムです。左後方はコルンハウス橋です



ベルン大聖堂展望台より、旧市街を望む





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