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  ( 南 ア フ リ カ )
  
  
 
第1集  ケープタウン ”カーステンボッシュ国立植物園” を散策する (1)
  


カーステンボッシュ国立植物園、キャノピー・ウォークウェイ(Canopy Trail)を望む
  
  
  
 
 



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世界自然遺産登録 ”ケープ植物区保護地域群” 

( 世界自然遺産  2004年  月登録 )



 南アフリカの世界遺産であるケープ植物区保護地域群は、西ケープ州に帯状に分布する自然の灌木植生地域で、地中海性気候の、冬に雨の多い海岸から山岳にかけての地域を含みます。

 その中でもケープ西岸のクランウィリアムから南東岸のポート・エリザベスに伸びる100kmから200kmの幅で、沿岸部に帯状に伸びているエリアはフィンボスと呼ばれています。世界六大植物区の中では最小のエリアですが、面積あたりの豊かさという点では突出しています。

 約5000種の固有種を含む8000種以上の植物からなるという点で、熱帯雨林の植物多様性を上回っています。植物の大半は硬い葉の常緑樹で、ケープタウンのテーブルマウンテンもこのエリアに含まれます。乾燥した夏期によく起こる火事は、多くのフィンボスの植物の生育にとっては必須の段階で、多くのタネは火事の猛火の後で芽を出すサイクルが息づいています。
 


            (世界遺産オンラインガイド HPより)
                      

 1. ケープタウン ”カーステンボッシュ国立植物園” を散策する
 ケープ植物区保護地域群
 カーステンボッシュ国立植物園
 世界自然遺産
 (2004年登録)
 南アフリカ共和国
 西ケープ州ケープタウン
 (撮影 2019.11.13)

 カーステンボッシュ国立植物園は、南アフリカ共和国、西ケープ州、ケープタウンにある植物園です。世界自然遺産の「ケープ植物系区保護地域」の中にあり、背後には世界自然遺産の「テーブルマウンテン」 を望むという世界に例のない環境の中にあります。
 528haもの広大な敷地に南アフリカの植物が約7,000種植栽され、その植物の約80%を南アフリカの固有種が占めているとのことです。
 固有種の大半はこの西ケープ州のフィンボスと呼ばれる灌木植生地域のもので、北部は砂漠に、南部は海洋によって遮断された環境から独自の進化を遂げた植物が多く、固い葉を持つ常緑樹や多肉質のものが目立つ植物園です。


(Size : 24,257KB) カーステンボッシュ国立植物園、テーブルマウンテンを望む キャノピー・ウォークウェイ(Canopy Trail)を望む
  




 2.ケープタウン ”カーステンボッシュ国立植物園” にて
 


カーステンボッシュ国立植物園にて
 
 


カーステンボッシュ国立植物園、園外から山側の入り口を望む 入り口から、入ったところの眺めです
  < キングプロテアについて >   
       
 
 キングプロテアは、初夏から夏にかけて大きな花を咲かせ、独特な雰囲気をかもし出しています。葉は硬く革のような質感が特徴な花で、南アフリカ共和国の「国花」になっています。

 プロテアの花名の由来は、ギリシャ神話に登場する、姿を自由に変えられる海神「プロテウス」から由来しているとのことです。変種の多いプロテアはこの名前にちなんで付けられたとされています。
 プロテアには様々な品種があります。大型品種の「キングプロテア」、最近は小振りな品種も登場し、ドライフラワーに良く使用されています。    
(花フラワーナビ.com より)

 
     



カーステンボッシュ国立植物園、園内より山側の入り口を望む




入り口の様子です。入園料大人R75ランド(約450円)です 植物園にて ぺラルゴ二ウム ベツリナム(ツツジ科) ぺラルゴ二ウム ベツリナムと書かれています
       
google地図より google地図より(■カーソルセットで写真表示) google!地図より(■カーソルセットで写真表示)
   
  (後 記)  
       
   カーステンボッシュ国立植物園では、南アフリカ共和国の国花「キングプロテア」が見られるとのことで楽しみにしていました。日本の国花「桜」は、季節が来れば何処でも見ることができますが、キングプロテアは昔は国王しか見られなかったともいわれたほどの花です。花言葉も「王者の風格」とのことです。
 実物を見た感想は、美しさとか、可憐さとかは無く、どっしりと威厳と貫禄のある花と思いました。個人的には今まであまり見たことのない花でした。

 植物園への入園は標高の比較的高い山側の小さな入り口から入りました。何の飾りつけもなく入園料の看板があるだけの所でした。この入り口からの入園は、なだらかな下り坂を利用しながらメインゲイトまで歩いて行けました。らくちんな歩きです。ツアー会社の良く考えられたルートだと思いました。
 キャノピー・ウォークウェイ(Canopy Trail)からの眺めは素晴らしいと思いました。眼下に広がる360度の見渡せる森は歩く楽しみと解放感溢れる場所でした。これを考えた人はすごいなと思いながら歩きました。

 とにかく広い植物園です。ここからテーブルマウンテンへのハイキングコースもあり、ゆったりした日程ならこのルートでの散策、ハイキングも楽しい場所と思いました。

    
(2020.04.25)
 
     




植物園に入った所の正面に有りました。(Protea mundii ?)






植物園にて、「Syncarpha argyropsis」は、高さ約500 mm、幅500 mmまでの密集した丸みを帯びた低木を形成する観賞植物とのことです


カーステンボッシュ国立植物園の画像です。加筆しました(google地図より)


山側の小さなGATE付近の写真です (google地図より) GATE付近の写真です (google地図より)
 





 3.カーステンボッシュ国立植物園にて (1)



カーステンボッシュ国立植物園にて



植物園にて
   




植物園にて







植物園にて
 、
 4.カーステンボッシュ国立植物園にて (2)
 



カーステンボッシュ国立植物園にて
 



ピンクッションです。植物園にて




植物園にて






植物園にて、「キングプロテア」を望む。花言葉は「王者の風格」とのことです
   
 





 5.カーステンボッシュ国立植物園にて (3)




植物園にて






植物園にて
 




植物園にて






植物園、散策風景です
 
 6.カーステンボッシュ国立植物園にて (4)
 



植物園にて、テーブルマウンテンを望む
 



植物園にて



ピンクッション、植物園にて
   
 






 7.カーステンボッシュ国立植物園 キャノピー・ウォークウェイ(Canopy Trail)にて
 




カーステンボッシュ国立植物園、森(forests)の案内板です






自然豊かな植物園を望む



キャノピー・ウォークウェイ(Canopy Trail)を進む
 




植物園にて キャノピー・ウォークウェイ(Canopy Trail)入り口です 植物園にて キャノピー・ウォークウェイ(Canopy Trail)を進む




植物園にて







キャノピー・ウォークウェイ(Canopy Trail)を進む






植物園にて






 8.カーステンボッシュ国立植物園にて (5)
 



植物園にて、翼竜(プテラノドン?)が飛んでいました




植物園で見つけた野鳥です







植物園にて、物凄い鳴き声がしていました(鴨?)






小さな池がありました。植物園にて
 




テーブルマウンテンを望む






テーブルマウンテンの案内板です。植物園にて




  お気に入り写真



ピンクッションを望む。植物園にて



植物園にて
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植物園にて、「キングプロテア」を望む



雄大な自然の中の植物園です





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