Ver.4 
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( ト ル コ )
[画像]  No.5  トルコ アンカラ・エクスプレスの旅 (アンカラ 〜 イスタンブール)
  
 トルコ  夜行寝台特急”アンカラ・エクスプレス” に乗る
 アンカラ エクスプレス
 世界の鉄道
 アンカラ 〜 イスタンブール
  (撮影 2010.11.02)
 アンカラ・エクスプレスは、トルコ共和国首都アンカラのアンカラ駅と トルコ最大都市イスタンブールのハイダルパシャ駅を結ぶ夜行寝台特急です。
夜間の約9時間でアンカラとイスタンブールを結んでいます。
 アンカラエキスプレスはほぼ観光用の寝台列車とのことです(ガイドさん談)。当日も日本人・韓国人の観光客が大勢乗っておりました。
(Size : 940KB)  アンカラ・エクスプレス終着駅 アンカラ・エクスプレス終着駅
 ”アンカラ・エクスプレス” アンカラ駅にて (1)
出発を待つ、アンカラ・エクスプレス(アンカラ駅にて)
アンカラ・エクスプレス(「アンカラ・エクスプレスィ」)の車両 客室内の様子です
 トルコの首都 アンカラ駅にて (1)
 アンカラ(Ankara)は、トルコ共和国の首都で、人口約376万人を抱える同国第2の都市です。初代大統領ケマル・アタチュルクは1923年の共和国誕生と同時に、人口わずか6万人のこの地方都市を首都に定め、今日に至っています。

 アンカラの歴史は古く、現在の旧市街は古代にアンキュラ(Ancyra)と呼ばれた都市でした。紀元前189年にローマ帝国に占領され、アンゴラ(Angora)という名で知られるようになりました。   
(地球の歩き方、他より)
アンカラ駅正面入り口の様子です
アンカラ駅前のモニュメント(■カーソルセットで角度が変わります) アンカラ駅待合室にて
 アンカラ・エクスプレス 食堂車にて食事をいただく
 食堂車の風景
食堂車の食事風景 シンプル過ぎる食事にはビックリ!典型的なトルコ式の朝食とのことです。
 アンカラ・エクスプレス ”車窓” より
■ アンカラ・エクスプレス車窓より、窓ガラスにはトルコの国旗のマークがついています。 ■
イスタンブールに近づくと左手にマルマラ海が見えてきます。 イスタンブール近郊の駅を特急列車は通過していきました
  イスタンブール アジア側駅 ”ハイダルバシャ駅” に到着
 ハイダルパシャ駅はイスタンブルのアナトリア側(アジア側)にあるトルコ国鉄のターミナル駅です。 オスマン帝国の終末期にバグダード鉄道やヒジャーズ鉄道の始発駅として完成しました。この駅からは東方あるいは東南方に向け国際列車、国内列車、近郊列車が発着していました。     (ウィキペディアより)
■ イスタンブール アジア大陸の終着駅 ”ハイダルパシャ駅にて ■ アンカラ・エクスプレスを牽引するE43000形電気機関車。オリジナルは東芝製とのこと、トルコ国内でもライセンス生産されているとのことです。
  
イスタンブール ハイダルパシャ駅の様子(1) イスタンブール ハイダルパシャ駅の様子(2)
 イスタンブール アジア側終着駅 ”ハイダルパシャ駅”
 ハイダルパシャ駅の駅舎は、ヨーロッパの城のような外観の駅舎です。アナトリア-バグダード会社が1906年から1908年の間に建設し、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世から盟友のオスマン帝国のスルタンアブデュルハミト2世への贈り物とされました。その基礎は、それぞれが21mの長さの蒸気ハンマーにより柔らかい海岸に打ち込まれた1100本の木の杭であるとのことです。
 駅舎は非常に顕著な様式で、イスタンブルでも非常に際立っています。外部からの外観はほぼ正方形に見えますが、ホーム部分を避けるように建てられているため、実は「コ」の字型をしています。1階のコンコースにはオスマン様式の装飾が施されているとのことです。
      (ウィキペディアより)
ヨーロッパのお城のような、ハイダルパシャ駅舎の全景
ハイダルパシャ駅舎屋上の国旗 ハイダルパシャ駅舎の風景
  
ハイダルパシャ駅舎  アンカラ駅構内の様子です アンカラ エクスプレス列車です   社内の様子です 食堂車の様子です ハイダルパシャ駅構内の様子
アンカラ エクスプレスのドアです 車窓より、マルマラ海を望む 室内の様子 室内にて 車窓より ハイダルパシャ駅の時計
Google!地図より ■カーソルセットで航空写真を表示します。 ■カーソルセットで航空写真を表示します。
後  記
 列車の旅は、小さい頃から大好きでした。生まれが東北地方で、学生時代は上京していましたので、夏休み、冬休みの年2回、夜行列車で帰省していました。帰省時の大混雑の中、同卿の人と触れ合いながらの旅も今は良き思い出になってしまいました。

 アンカラからイスタンブールまでの9時間の寝台列車の旅はトルコ旅行の楽しみの一つでありました。地元のスーパーで仕入れたエフェス(EFES)ビールと日本から持参したヨーカ堂のつぼ漬けをつまみに一杯やりながら、酔いが回ったころ、そのままグッスリと・・・。これが個人的には夜行列車の最大の楽しみ方でもあります。
 明け方、ボスポラス海沿いに列車は進んでいました。柔らかな朝日の中、海をぼんやりと眺めながら、列車はどんどん進んでいきます。夜行列車でないと味わえない、なんとも言えない時間帯が過ぎていきます。

 トルコに来て、この列車に乗れたことは、大きな思い出の一つとなりました。乗客の大部分は日本の観光客だとガイドさんは言っていました。今後ともこの列車が長く運行されることを期待したと思います。
  (2011.03.20)


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