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      日本の山に登る・山を歩く
 (撮影:2009年03月15日) 
  
  

  ”筑波山 (877m)”         (茨城県:つくば市)
 
 筑波山(つくばさん)は、関東地方東部、つくば市北端にある標高877mの山です。西側に位置する男体山(標高871m)と東側に位置する女体山(標高877m)からなっています。雅称は紫峰(しほう)。異称として、筑波嶺(つくばね)ともいいます。 (ウィキペディアより
 
男体山より女体山を望む
 
万葉集にも詠まれた名山  
○筑波嶺(つくはね)に、雪かも降(ふ)らる、いなをかも、愛(いと)しき子ろが、布(にの)乾(ほ)さるかも (作者不明)

橘の下吹く風のかぐはしき筑波の山を恋ひずあらめかも

  男体山山頂 女体山山頂望む
 
 

 筑波山 ”女体山”山頂 と ”男体山”山頂
 
 美しい姿から富士山とも対比され、「西の富士、東の筑波」と並び称される。古くは万葉集にも詠まれた名山で、日本百名山、日本百景の一つに挙げられています。百名山のなかでは最も標高が低く、開聞岳(標高924m)とともに1000m未満の山です。独立峰と誤解されがちだですが、実際には八溝山地最南端の筑波山塊に位置しています。さらに山体の勾配が指数関数的なので火山と間違えられることがありますが、筑波山は厳密には火山ではなく、深成岩(花崗岩)が隆起して風雨で削られたため現在のような形になったとされています。 (ウィキペディアより

 
女体山山頂より男体山を望む
 
筑波山山頂  
男体山山頂  日本百名山の記念碑 女体山山頂風景
 
 
 
 

 巨岩 ”弁慶の七戻り”
 
 筑波(つくば)山に,『弁慶七戻り(べんけいななもどり)』と呼ばれる岩があります。 山の中腹に二つの大きな岩が立っており,また,その上に,大きな大きな岩が乗っているのです。 その岩は三方が宙に浮いて,今にも落ちそうに見えます。 登山道の通路となっているすき間の部分はせまく,五十〜六十センチメートル,高さは二〜三メートルです。
屋根の岩は,長さ約十メートル,縦横それぞれ二〜三メートルはあります。 歩いて登山するのには,どうしてもこの岩の下をくぐらなければならないのですが,十人のうち九人までが,岩が落ちてきそうな恐ろしさに立ちすくんでしまいます。 恐さ知らずで有名なあの弁慶さえもが,ここを通った時には,岩の前でこわごわ七回も,行ったりもどったりを繰り返したと言われています。 そこで,この岩を今でも弁慶七戻りの岩と呼んでいるのです。 
(つくば市HPより)

 
 
  
弁慶七戻り
 
 
筑波山の交通
 
つつじヶ丘駅より女体山山頂までの筑波山ロープウェイ 筑波山ケーブルカー
 
 

 
 筑波山の巨岩、巨石
 
  筑波山中の巨岩や岩屋(岩の裂け目や洞窟)は、筑波山神社の霊場となっているとのことです。筑波山には、190余の霊場があり、霊場の多くは、小さな祠(ほこら)などとのことです。よく目にする所では、「母の体内くぐり」や「立身石」などがそうです。
 
 
大仏石 上:ガマ石 中:出船入船 下:弁慶七戻り
 
 
 
 ”筑波山” 案内
  
■Zoomで筑波山案内図表示 (山頂からの眺望) 
 
 【日本百名山 深田久弥書 (44:筑波山)より抜粋】

 この二峰並立が筑波山のいい姿であって、昔から男神女神として崇められてきた。東峰を女体山としてイザナミノ命を、西峰を男体山としてイザナギノ命を祀った。
 歴史が古いだけに名前の謂れにはいろいろの説がある。常磐線の石岡あたりから眺めると、二峰が重なって一尖峰をなし鋭く天を刺している所から、アイヌ語の「聳(そび)え立つ頭」の意のツクバであるとする説もある。また「万葉集」ではツクハと清音でよんだ。これは南方語系のチャム語から来たもので、ツクは月のことで、この地に月の神が鎮座していたために、月の神のいます平野の意でツクハという名が生まれた。初めは付近一帯の地名であったが、それが山の名に移された、とも言われている。

 
男体山山頂からの風景 女体山山頂にて 女体山から男体山を望む 山頂駅 せきれい茶屋 山頂駅から男体山を望む
 
 女体山〜山頂駅から男体山を望むて
 
 
Yahoo!地図より ■Zoom ■Zoom
 
 
 
後 記

 筑波山に登ったのは、17〜18年ぶりである。この山の人気ぶりには驚かされました。5〜6才の子供から見ている方が心配になる年配の方まで、老若男女が入り混じっておりました。このあたりは、昔とチッとも変わっておりません。私も当時は幼稚園の子供を連れてきておりました。
 弁慶の七戻り付近からの登りはこんなに急だったのかとビックリさせられました。幸い天候にもめぐまれ、楽しい山歩きになりました。このくらい気楽に楽しめる山も中々よいものだとつくづく感じされられた一日でした。

 
【行 程】    (2009.3.15)

 自宅(マイカー) ⇒ 筑波神社 →(白雲橋コース)弁慶茶屋跡 → ▲女体山(877m)ケーブル山頂駅 → ▲男体山(8710m) 山頂駅 →(御幸ヶ原コース)中の茶屋跡 → 筑波神社(マイカー) 自宅

 
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