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  日本の山に登る・歩く
                (関東の山)
  
  
  
[画像]  (72) 日本最高峰 ”富士山(3,776m)” に登る
  
  
  
  
 (72)  ”富士山 (3,776m)” に登る
 
 富士山  (ふじさん)
 最高峰 剣ヶ峰 3,776 m
 世界文化遺産登録
 富士箱根伊豆国立公園
 (日本百名山:72)
 静岡県(富士宮市、他)
 山梨県(富士吉田市、他)
 (撮影 2013.06.08)
 富士山(ふじさん)は、静岡県(富士宮市、裾野市、富士市、御殿場市、駿東郡小山町)と山梨県(富士吉田市、南都留郡鳴沢村)に跨る活火山です。標高3,776 m、日本最高峰(剣ヶ峰)の独立峰で、その優美な風貌は日本国内のみならず日本国外でも日本の象徴として広く知られています。   (ウィキペディアより)   

 世界文化遺産に登録されるとのことで、登録前に登ってきました。
(Size : 1,171KB) 
富士山、頂上(浅間大社奥宮方面)を望む 富士山山頂(剣ヶ峰)の三角点です
 
 
 富士山 ”表口五合目(富士宮ルート)” より入山する
 
【富士山とは】

 富士山は、古来より霊峰とされ、特に浅間大神が鎮座するとされた山頂部は神聖視されています。噴火を沈静化するため律令国家により浅間神社が祭祀され、浅間信仰が確立されました。また、富士山修験道の開祖とされる富士上人により修験道の側面が築かれ、登拝が行われるようにりました。現在、富士山麓周辺には観光名所が多くある他、夏季には富士登山が盛んになっております。  
(ウィキペディアより))

 
■ 富士山表口五合目より、頂上を望む ■
 
 富士山、五合目より頂上を望む 富士山五合目、表口登山道入口です
 
 富士山 ”表口登山道(富士宮ルート)” を登る
 
■ 八合目〜九合目より、雪渓と頂上を望む ■
 
 富士山 表口登山道の山小屋を望む
   
■ 七合目小屋、八合目小屋を望む。八合目より先は浅間大社奥宮境内地となっています。 ■
  
八合目を目指す 九合目の様子です
  
大雪渓を登る(1) 大雪渓を登る(2)
  
   
  
  
富士宮口、六合目小屋を望む 七合目小屋を望む  八合目小屋にて 9.5合目小屋より、山頂を望む
  
  
 
 富士山 山頂 ”剣ヶ峰” にて
 
【富士山頂について】

 富士山の山頂は、噴火部である「大内院」があり、それを囲むようにして八神峰があります。そのお鉢の南西側に最高点の剣ヶ峰があり二等三角点(点名は、富士山。標高3775.63m)、お鉢の北側には二等三角点(点名は、富士白山。標高3756.36m)が設置されています。
 8合目から上の県境と市町村境界ははっきりしていないが、山頂は静岡県と山梨県の県境とされています。大内院の構造は、国土地理院によると、最深部の標高が3538.7m、火口の深さは約237m、山頂火口の直径は780m、火口底の直径は130mとなっています。   
(ウィキペディアより)
 
■ 富士山山頂 剣ヶ峰です。左となりには気象観測所があります ■
  
■ 富士山山頂にあります、三角点の案内板です ■
  
     
 
 
 富士山 ”頂上浅間大社奥宮” にて
  
■ ”頂上浅間大社奥宮”を望む。頂上ですが富士山の山頂は剣ヶ峰になります。 ■
  
頂上直下より、富士館、浅間大社奥宮鳥居を望む 頂上富士館前の様子です
  
 ”富士山” 表登山道案内
  
【日本百名山 深田久弥著 「72 富士山」より】
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 この日本一の山について今さら何を言う必要があろう。かって私は『富士山』という本を編むために文献を漁(あさ)って、それが後から後から幾らでも出てくるのにサジを投げた。おそらくこれほど多く語られ、歌われ、描かれた山は、世界にもないだろう。
 世界一の資格はそれだけではない。山岳史家マルセル・クルツの書いた『世界登頂年代記』を見ると、富士山は六三三年に役ノ小角(えんのおづぬ)に登頂され、そしてそんな高い山へ登ったのは、これが世界最初となっている。小角の登山は伝説的であるが、しかし平安朝に出た都良香(みやこのよしか)の『富士山記』には頂上の噴火口の模様が書いてあるから、もうその頃には誰かが登っていたに違いない。一番早く富士山が人間の到達した最高峰の記録を樹てたわけである。
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 一夏に数万の登山者のあることも世界一だろう。老いも若きも、男も女も、あらゆる階級、あらゆる職業の人々が、「一度は富士登山を」と志す。これほど民衆的な山も稀である。
 というより、国民的な山なのである。日本人は子供の時から富士の歌をうたい、富士の絵を描いて育つ。自分の土地の一番形のいい山を指して何々富士と名づける。最も美しいもの、最も気高いもの、最も神聖なものの普遍的な典型として、いつも挙げられるのは不二の高根であった。

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(続きは図書を入手して読んで下さい)

  
  
■ 大雪渓に遊ぶ ■
 
■ 八合目の鳥居を左に見て山頂を目指す ■
  
  
ガスの中、浅間大社奥宮より剣ヶ峰へ向う お鉢めぐり、道標です(剣ヶ峰 0.2qです) 剣ヶ峰三角点(山頂)にて 山頂にある#富士山特別地域気象観測所”です
  
 富士山表口、駐車場の様子です 表登山道、八合目にて   表登山道、九合目の鳥居を通過する 九合目小屋より、山頂を望む
 
  
  
Yahoo!地図より Yahoo!地図より(■カーソルセットで写真表示) Yahoo!地図より(■カーソルセットで写真表示)
  
  
           
後   記   
 富士山は、若いころ初冬あるいは春先にスキーを担いでよく出かけていました。日本一の山、登頂は自分の人生のイベントに合わせて登る予定でおりましたが、6月下旬に世界文化遺産に登録が確実となったため、登録前にと山頂へと出かけてきました。スキー・スノーボードを担いだ若い人の後をゆっくり歩いて登ってきました。目まぐるしく変わる天候の中、9.5合目までは、快晴でしたが、頂上が近付くにつれガスが発生し、視界が20mぐらいに、頂上浅間大社奥宮から剣ヶ峰は、強風とあられがふり降り、大荒れの中の山頂となりました。山頂、頂上には一時間ぐらい滞在しましたが天候は回復しませんでした。下山途中、9.5合目で山頂を見ると青空が・・・・。
 お鉢廻りをしたかったらまた来いよ! と富士山からのメッセージと考え下山しました。

 富士山が2013年6月22日、世界文化遺産に登録されることが正式に決まりました。昨日からのニュースでは各地での祝賀の映像が流れてきました。なんとなく文化を守ることより観光客が増えるぞ! の二アンスが強く感じたのは自分だけでしょうか。現状でも飽和状態の夏山登山、これからは海外からの登山客も増え、ますますわい雑さが進むのでしょうか。登山のあり方一つ、何も決まっていない現状に不安を覚えています。   (2013/6/23)


 
 
                                               
 内  容 コース概要 (富士宮コース)
 2013年 6月 8日(土)
●(行き)
  自宅(6/7 23:15)  ⇒  足柄SA(仮眠1:15-4:00) ⇒ 富士宮五合目登山口P場(5:05)
---------------------------------------------------[6/8(土)]
富士宮五合目登山口P場(6:05) → 八合目(8:45-9:00) → 9.5合目(10:30-11:05) → 浅間大社奥宮(11:50-12:15) → ▲剣ヶ峰(3776m) (12:30-12:45) → 浅間大社奥宮(12:55) → 9合目(13:52)) → 新7合目(15:25) → 富士宮五合目登山口P場(16:10)
---------------------------------------------------
●(帰り)
 富士宮五合目登山口P場(16:30)  ⇒ 自宅(20:25)
 晴れ
 富士山(ふぃじさん)
 最高峰 剣ヶ峰(3776m)
 独立峰
 富士宮口五合目
 単独
 山頂はガスとあられが降っていました
 
 
 ■ 八合目の鳥居を望む ■
 



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