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      日本の山に登る・山を歩く
甲斐駒ケ岳より北岳(左)、間ノ岳(右)を望む
   
(撮影 : 1981年08月01日) 
  

 ”北岳” から ”間ノ岳 (3,189m)”   (静岡県:静岡市、山梨県:南アルプス市)
 
 
 間ノ岳(あいのだけ)は赤石山脈(南アルプス)にある山。標高3,189mで、日本で4番目、南アルプスで2番目に高い山であります。南アルプスの最高峰北岳の南側約3kmに位置し、更に南の農鳥岳と並んで白峰三山と呼ばれることもあります。日本百名山の一つです。 (ウィキペディアより)
 
 
北岳バットレスを望む
 
 
白峰三山  大樺沢と北岳    バットレスのクライマー達
  白峰三山という呼称は、「甲斐国志」に「南北へ連なりて山峰あり」という記事から出た。そしてその山峰は「その北方最も高き者を指して、今専ら白峰と称す。・・・・・・・中峰を間ノ岳或いは中岳と称す。この峰下に、五月に至りて雪漸く融けて鳥の形をなす所あり、土人見て農耕とす、上に農鳥山とも呼ぶ。その南を別当代という。皆一脈の別峰にして、総て白峰なり。 (深田久弥 日本百名山より)
 
 
 

 ”間ノ岳”山頂より北岳、甲斐駒ケ岳を望む
 
 
  間ノ岳(あいのだけ)への登山道は北岳方面から農鳥岳方面に稜線を抜ける稜線上の縦走路と、山頂を起点としてこの登山道から分岐し、西隣の三峰岳(みぶだけ)で仙塩尾根の縦走路に合流するものがあります。最寄りの山小屋は、南側の西農鳥岳との鞍部にある農鳥小屋、次いで北側の北岳との鞍部にある北岳山荘である。白峰三山全体としてみると高山植物の豊富な山域で間ノ岳も同様だが、山頂近辺に限っては岩屑帯で、残念ながら高山植物は少ない。
 
北岳(手前)と甲斐駒ケ岳(左奥)の雄姿 
 
 
 
 

 ”大樺沢”で見つけたお花
 
 シロバナタカネビランジ? 
 
イワベンケイ ヤマオダマキ シナノキンバイ?
 
 

 
 ”間ノ岳”山頂からの眺望
 
間ノ岳山頂より農鳥方面
 
間ノ岳山頂にて
大仙ケ丈岳と仙丈ケ岳    
 
 

 ”北岳”山頂の夜明け
 
 
 
富士の夜明け
   
 

 間ノ岳より、富士山を望む    
 
 
  
 
 

 南アルプス ”北岳〜間ノ岳”  案内
  
 【日本百名山 深田久弥著 81 間ノ岳」より】

 北岳・間ノ岳・農鳥岳は普通白峰(しらね)三山は呼ばれているが、これは白馬三山(白馬・杓子・鑓)や、立山三山(雄山・浄土・別山)のように、一括して呼ぶにはあまりに規模が大きすぎる。三山ともそれぞれ独立した山の風格を持っている。それは穂高群の奥穂・前穂・北穂などの差の比ではない。例えば北岳から間ノ岳を眺めよう。おどろくほど厖大(ぼうだい)な山がデンと坐っている。山容から言っても、距離から言っても、全く別の山という感じである。

 
 
 
大樺沢の雪渓を登る 北岳山頂からの富士    間ノ岳山頂直下の雷鳥さん 間ノ岳山頂にて    北岳山頂にて
 
 
Yahho!地図より ■Zoom ■Zoom
  
 
 
 
後 記
 
 北岳方面への山行は7月の第一週の土日と決めていました。会社からのボーナスが出、ツユが明けたたかどうかの時期です。今回は初めて8月に来ました。広河原から大樺沢と入山しましたが、大樺沢の登りはいつ登っても苦しい。相棒からは、苦手意識があるのではと言われてしまった。ただここの高山植物はすばらしい、息切れの自分を慰めてくれる。これに会いたいためにまた来てしまう場所である。
 今回の山行では間ノ岳まで足を伸ばせたことと北岳山頂からの感動の夜明けを見れたことです。この時期に来るのも捨てがたいことと思いました。 (1981.8.2)

 
 
【コース概要】    (1981.8.1〜2)

 横浜 (車) ⇒ 広河原(仮眠)
<8.1>
広河原 → 大樺沢 →  二俣 → △北岳山頂 → 北岳山荘キャンプ場(泊)

<8.2>
→北岳山頂(夜明け) →  
▲間ノ岳(3189m) → テント撤収 → 二俣 → 大樺沢 → 広河原(車) ⇒ 横浜
 

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(作成 2009年6月21日)
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