Ver 6.0-840
  
 
 
  日本の花の中を歩く
    (日本の四季・[秋の花/紅葉]の中を歩く) 
  
  
  
[画像]  日本一高い峠 標高2,580m ”三伏峠の紅葉” を観賞する
  
  
  
  
南アルプス  ”三伏峠の紅葉” を観賞する
  
 三伏峠(さんぷくとうげ)
 南アルプス国立公園
 長野県、静岡県県境
  (撮影 2012.10.06-07)
 三伏峠は、長野・静岡県境にあり、南アルプス国立公園内にある峠です。赤石山脈の北部,塩見岳(3047m)の南西方にあり、標高2580m(現地案内板は2615m)で、日本で最も標高の高い峠です。峠には三伏峠小屋があります。    

 塩見岳山行の時、三伏峠小屋キャンプ場でテント泊したときの写真です。
(Size : 2,028KB) 
三伏峠より、塩見岳を望む 三伏峠を望む。右側は三伏峠小屋です
 
 
 標高2,580m 日本で一番高い峠 南アルプス ”三伏峠” にて
  
■ 三伏峠、南アルプス国立公園案内版です。案内板の標高は、2,615mとなっていました。 ■
  
 
 ”三伏峠の紅葉” を楽しむ(1)
  

【三伏峠の場所】


 三伏峠は、塩見岳の西方にあり長野県大鹿村と静岡市の境に有ります。標高は2,560メートルです。北アルプスの針ノ木峠、奥秩父の雁坂峠と並び日本三大峠の一つとされています。峠の東側はなだらかでサンプクリンドウなどの高山植物がつくるお花畑が広がっています。峠には山小屋があり、北方に向かえば塩見岳から白峰三山、仙丈ケ岳、南に向かえば荒川岳、赤石岳へと続いています。   
−南アルプスNET HPよりー


  
■ 三伏峠手前登山道より、塩見岳を望む ■
  
三伏峠〜水場の紅葉(1) 三伏峠〜水場の紅葉(2)
  
 ”三伏峠の紅葉” を楽しむ(2)
  
■ 三伏峠より、塩見岳を望む ■
 
 
三伏峠〜水場の紅葉(3) 三伏峠〜水場の紅葉(4)
 
 ”三伏峠の紅葉” を楽しむ(3)
  
■ 三伏峠、水場付近の黄葉です ■
  
■ 立ち枯れの木々と紅葉の風景 ■
  
   
 三伏峠から塩見小屋の紅葉を楽しむ
   
■ 塩見小屋付近でみつけました ■
   
塩見岳、登山道の紅葉です(1) 塩見岳、登山道の紅葉です(2)
  
本谷山付近(三伏峠〜塩見小屋)からの眺望です
  
 南アルプス国立公園 ”三伏峠” 案内
  

【伊奈街道、三伏峠の開通】

 三伏峠は、明治の初め、この峠を通って山梨県と長野県を結ぶ伊奈街道が開かれました。完成は1886(明治19)年秋でした。山梨県側の起点は中富町切石、長野県側は飯田市をつなぐ全長約80キロメートル。山梨県側からは早川の新倉から山に入り、転付(でんつく)峠を越えて大井川の二軒小屋へ。大井川西俣に沿って三伏峠に登り、長野・大河原に下った。山間部の道幅は約60センチ。山梨県側だけで延べ15万人が工事に携わったという。しかし中央線の開通で使われなくなり荒廃し、現在は一部が登山道として使われています。    
−南アルプスNET HPよりー

 
■ 三伏峠から塩見小屋の間で見つけた風景です ■
塩見小屋付近の紅葉、正面は塩見岳方面の登山道です 登山道入口にあります案内板です
  
三伏峠(標高2,615m)にあります、南アルプス国立公園標です

                             日本三大峠
                       @.北アルプス越えの針ノ木峠 (2,541m)
                       A.南アルプス越えの三伏峠 (2,580m) 
                       B.奥秩父主脈越えの雁坂峠 (2,082m) 
 
  【三伏峠までの道案内】
三伏峠案内版、1/10の地点です 三伏峠案内版、6/10の地点です 三伏峠案内版、8/10の地点です 三伏峠に到着です
 
鳥倉林道を進む 鳥倉の駐車場の風景です  三伏峠小屋キャンプ場にて 鳥倉の登山口です、駐車場から40分です
 
  
  
Yahoo!地図より Yahoo!地図より(■カーソルセットで写真表示) Yahoo!地図より(■カーソルセットで写真表示)
  
  
           
後   記   
 
 三伏峠が「日本一高い峠」であることは、塩見岳への登山ルートを検討している時に発見しました。日本一高い峠とはどんなものなのか見てみたいと思い、塩見岳へはこのルートでいくこととしました。

 10月の上旬、鳥倉の駐車場(標高1,630m)辺りは木々は青々として紅葉のみじんも感じさせませんでした。それが三伏峠(標高2,615m)では紅葉真っ盛りでした。特に三伏峠小屋キャンプ場から三伏小屋跡の水場までの間はいろいろな紅葉が楽しめました。立ち枯れの木々と紅葉となかなか目にすることの無い風景も見ることができました。
 
 キャンプ場のテントの中では、頭上を飛び交うジェット機の音がうるさいほど良く聞こえていました。これも日本一高い峠と飛行ルートが重なり合っているためなのかと思いつつ、いつしか眠りについていました。  
(2013年12月11日)
 

 
 ■ 草黄葉の烏帽子岳方面への登山道 ■





 ■ 三伏峠、水場近くの黄葉です ■
 
 ■ 三伏峠より、塩見岳を望む ■
 


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