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       世界遺産を訪ね・歩く
【国宝】陽明門(ようめいもん)を望む 
(撮影 2008年11月02日)  


No.1  国宝 ”陽明門                          (栃木県:日光市)
 

 日光東照宮の国指定文化財(国宝、重文)の建造物は、木殿や陽明門、大名の奉納による五重塔や石鳥居など55棟になります(指定数では国宝8、重文34)。1999年(平成11年)には、『日光の社寺』の一部としてユネスコの世界遺産条約に基づき世界遺産に登録されまています。

【国宝】陽明門       
 


No.2  重要文化財 ”神厩舎(しんきゅうしゃ)” と ”三猿” 
 神厩舎は、ご神馬をつなぐ厩(うまや)です。昔から猿が馬を守るとされているところから、長押上には猿の彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されています。中でも「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が有名です。(日光東照宮HPより)
 
 神厩舎・三猿(しんきゅうしゃ・さんざる)【重文】
 
 
上:御神馬 ”光波号”  下:神厩舎
 


No.3  重要文化財 ”三神庫(さんじんこ)”      ”
 
 日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)は栃木県日光市にある神社。江戸幕府初代将軍徳川家康を神格化した東照大権現を祀る。日本全国の東照宮の総本社的存在である。正式名称は地名等を冠称しない「東照宮」であるが、他の東照宮との区別のために、「日光東照宮」と呼ばれることが多い。 ウィキペディアより)
三神庫(さんじんこ)の上神庫。例祭等に使用する道具が収められている
【重文】 五重塔(ごじゅうのとう)
  


No.4 【国宝】 眠り猫(ねむりねこ)
 

 奥宮の入り口にあります、国宝”眠り猫”は左甚五郎作と伝えられています。牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、うたたねをしているところから「日光」に因んで彫られたとも言われています。(現地案内より)

  
  (ロール眠り猫の裏の雀)   
 
樹齢約600年 叶杉 宝塔(徳川家康の墓)
眠り猫の裏の雀
 
 



No.5  巨大杉にかこまれた ”東照宮”
 
 
 


No.6   素晴らしき 装飾の数々
 
 東照宮の建物に刻まれた彫刻の総数は5,173体。最多は本社-ほんしゃ-の2,468体(本殿-ほんでん-1,439体、拝殿-はいでん-940体、石の間-いしのま-89体)、次いで唐門-からもん-の611体(7センチ×9センチの小さな花の彫刻が400体もある)、陽明門が3番目で508体。彫刻をテーマで分類すると人物、霊獣-れいじゅう-・動物、花鳥、地紋(一定の図形が 繰り返される文様)の4つになり、それらが使われている建物や場所に、法則があるという。例えば、人物の彫刻があるのは陽明門と唐門に限られている、霊獣の唐獅子は陽明門に、獏-ばく-は本殿にそれぞれ集中している、といった具合である。(日光観光協会HPより)
 
 
 
 



No.7  ”日光東照宮” の案内図  
 
 日光東照宮は、元和(げんな)3年(1617)徳川初代将軍徳川家康公を御祭神におまつりした神社です。家康公は、天文(てんぶん)11年(1542)12月26日三河国岡崎城(愛知県岡崎市)でご誕生になり、戦国乱世を平定され、幕藩体制を確立されました。そして、世の中に秩序と組織を形成し、学問を勧め産業を興し、江戸時代260年間にわたる平和と文化の礎を築きました(日光東照宮HPより)
【国宝】廻廊(かいろう)    神輿舎(しんよしゃ)【重文】
 
Yahoo地図より             Yahoo地図より   
 
  
 東照宮には数多くの動物の彫刻がある。なかでも想像上の動物は霊獣と呼ばれ、神秘的な力をもつと考えられていた。霊獣は、獏-ばく-・麒麟-きりん-・飛竜・竜馬-りゅうば-など架空の動物がほとんどだが、獅子-しし-・象・犀-さい-など実在する動物もいる。しかし、見たこともなく想像上の霊獣として描かれた姿は、実際のライオンや象とはかなり異なっている。東照宮には絵画を合わせると30種類の霊獣がいるので、ぜひ探してみてほしい。
(日光観光協会HPより)
 
 
 
 紅葉でもと軽い気持ちで家を出発しましたが、予想どおり大渋滞に巻き込まれてしました。有料道路 後2kmを進むのに40分ほどかかり、いろは坂を登るのはあきらめ、東照宮観光に切り替えしました。日光市内の渋滞もひどく、駐車場に入るまで40分待ちでした。
 東照宮は十数年ぶりにきました。境内は観光客でごった返しておりました。中国人、韓国人の観光客の多さにはビックリしました。これは、1999年の世界遺産登録の影響と思いました。
今回は、人ごみの中では有りましたが、じっくりと見ることができました。江戸文化、技術の集大成ともいえるこの地は、韓国、中国の遺産にまけない技術で構成されていることを改めて感じました。次にくるときは、シーズンオフに時間をかけてじっくりとゆっくりと回るようにして見たい。見れば見るほど味わいのある所と改めて感じました。
 


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