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Ver.4 
世界遺産を訪ねる・歩く
( 日 本 )
[画像]    No.1 世界文化遺産 ”厳島神社 (いつくしまじんじゃ)” (1)
厳島神社を望む(JR西日本宮島フェリーより)
 世界文化遺産 1996年登録 ”厳島神社”
 厳島神社
 (いつくしまじんじゃ)
 世界文化遺産 (1996年)
 広島県 廿日市市宮島
  (撮影 2009.08.10)
 厳島神社(いつくしまじんじゃ)は、広島県廿日市市の厳島(宮島)にある神社です。1400年の歴史をもち、日本全国に約500社ある厳島神社の総本社であります。 また、厳島神社のある厳島(宮島)は俗に「安芸の宮島」と呼ばれ、日本三景の一つとなっています。 (ウィキペディアより)   
厳島神社の鳥居
 厳島神社のシンボル ”大鳥居”
【大鳥居(国重要文化財)−1】

 嚴島神社の大鳥居は、木造で鳥居の種類としては両部鳥居(四脚鳥居)です。高さ約16.6m、棟の長さ24.2m、主柱周り9.9m、総重量は約60t、木部は丹塗り(光明丹[こうみょうたん])、主柱は楠の自然木を、袖柱[そでばしら]は杉の自然木を使っています。    
(社団法人宮島観光協会HPより)
大鳥居を正面から望む(鳥居付近の観光船が見えます)
弥山(みせん)と厳島神社を望む(フェリーより) フェリーからの厳島神社(ドンドン近づく) フェリーは宮島桟橋へと舵を取る 
 厳島神社 玄関口の風景
【大鳥居(国重要文化財)−2】
 
 現在の大鳥居は、平安時代から8代目にあたり、明治8年(1875)に再建されました。笠木は箱になっており、拳大の石が約7t詰められています。根元は海中に置かれているだけで、自重で立っています。主柱の基礎は、千本杭[せんぼんくい]の工法が用いられ、45cmから60cmの松杭がそれぞれの柱に約30本から100本打ち込まれています。楠は、比重が重いことと、腐りにくく、虫に強いからです。
棟の西側には三日月が、東側には太陽の印があり、陰陽道の影響がみられます。
沖側の扁額[へんがく]には厳嶋神社、御本社側は伊都岐島神社[いつきしまじんじゃ]と筆書きされていて、現在の額は、明治8年の再建時のもので有栖川宮熾仁親王[ありすがわのみやたるひとしんのう]の染筆です。
 (社団法人宮島観光協会HPより)
宮島桟橋にある世界遺産記念碑
宮島の玄関、宮島桟橋を望む 厳島合戦跡の案内板 日本三景碑
 ”日本三景”の地 弥山(みせん)と厳島神社
 【弥山(みせん) 国天然記念物】

南方系から針葉樹、また原始的植物が自然のまま残っている特異な植生を成しています。モミとミミズバイ林が一緒に見られること、暖温帯性の針葉樹であるモミの木の周りに南方系の高山植物ミミズバイが群生している姿は、宮島以外ではまず見ることができません。さらに、生きている化石といわれるヤグルマの群落があります。世界遺産に登録されたのは、嚴島神社という文化遺産と前面の海、そして弥山原始林を始めとする自然遺産の複合遺産です。 
 
(社団法人宮島観光協会HPより)
日本三景の地(弥山と厳島神社を望む)
海側の参道を進む 参道を進む 参道より大鳥居を望む
 宮島のシンボル ”大杓子”
 世界一の大杓子、伝統工芸である宮島細工を後世に遺すとともに、杓子発祥の地である宮島のシンボルとして昭和58年に2年10ヶ月の歳月をかけて制作されましたが、展示場所が決まらず14年間倉庫に収められていたものを平成8年12月に嚴島神社が世界遺産に登録されたことと、宮島本通り商店街が宮島表参道商店街に改名したことを記念して現在の場所に展示されました。

   ○大きさ    長さ : 7.7m  最大幅 : 2.7m  重さ : 2.5t
   ○材 質    ケヤキ(樹齢270年・長さ13m)

 (社団法人宮島観光協会HPより)
■ 長さ7.7メートルの大杓子 ■
宮島表参道商店街の風景 だいこん屋にて お土産店にて
 宮島 ”千畳閣(せんじょうかく) ”を望む
 千畳閣[せんじょうかく]は国重要文化財に指定されております。桁行41m 梁間22m 単層本瓦葺入母屋 木造の大経堂です。
豊臣秀吉公が戦没者のために、千部経の転読供養をするため天正15年(1587)発願し、安国寺恵瓊[あんこくじえけい]に建立を命じましたが、秀吉の死により未完成のまま現在にいたっています。 明治時代に秀吉公と加藤清正公が祀られ、豊国神社となっています。
入母屋造りの大伽藍で857畳の畳を敷くことができ、軒瓦には金箔が押してあることから完成していれば、さぞや豪華な桃山文化を取り入れた大経堂になっていたと思われます。
    (社団法人宮島観光協会HPより)
(宮島 豊国神社)千畳閣を望む
  
        
 ”宮島”及び”厳島神社” 案内
 厳島神社のある厳島(宮島)は俗に「安芸の宮島」と呼ばれ、日本三景の一つとなっています。平家納経で有名です。厳島神社の平舞台は、四天王寺(大阪市天王寺区)の石舞台、住吉大社(大阪市住吉区)の石舞台と共に「日本三舞台」の一つになっています。  (ウィキペディアより)
瀬戸内海国立公園(宮島)を望む
宮島口フェリー乗り場の風景 JR西日本宮島フェリーにて(正面は宮島) いざ!宮島へ
厳島神社、奥は大鳥居の風景 厳島神社(潮がドンドン退いている) 厳島神社にて
  
 宮島口桟橋  宮島口〜宮島までの往復切符 JR西日本宮島フェリー  世界遺産記念碑 厳島神社全景
内瀬戸内海をゆったりと進む、JR西日本フェリー
Google!地図より ■Zoom ■Zoom
後  記
 日本三景「安芸の宮島」、そしてその宮島にある厳島神社。何度もテレビで見ていました。海原に浮かぶ深紅の大鳥居と神社これが自分の抱いていた厳島神社のイメージです。一度は見ておきたいと思っておりました。
 旅のスケジュールに合わせて行きましたが、厳島神社を拝観する時は、潮の動き(干潮・満潮、大潮・若潮)など考慮していけば、拝観の楽しさも倍増すると思いました。私は、恥ずかしい話しながら厳島神社が干潮時には、干しあがるとは思いもしませんでした。拝観当初は、水面に浮かぶ神社を堪能しましたが、そのうち見る見るうちに潮が引き砂底があらわれ水溜りにはフグが泳いでいました。これはこれでまた見所ではあると思いますが・・・・。
 次に訪れるときには、もっとゆったりと弥山(みせん)など宮島を散策をしてみたい。満潮時はどうなっているのだろうか、次は見てみたいと思いました。
  (2010.10.15)


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