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 世界遺産を訪ねる・歩く
     (世界文化遺産 紀伊山地の霊場と参詣道)
  
  
    
[画像] [世界文化遺産 日本5]  熊野三山 ”那智山青岸渡寺” に参拝する
  
  
  
  
  
  
世界文化遺産 ”那智山青岸渡寺” に参拝する
 
 那智山青岸渡寺
 (なちさんせいがんとじ)
 世界文化遺産
 (2004年登録)
 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
  (撮影 2012.09.16)
 青岸渡寺(せいがんとじ)は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある天台宗の寺院です。西国三十三所第一番札所で山号は那智山、本尊は如意輪観世音菩薩です。

 2004年7月、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されました。  (ウィキペディアより)
(Size : 1,263KB)
青岸渡寺、三重塔を望む 青岸渡寺、本堂を望む 
 
 
 ”那智山青岸渡寺” に拝観する(1)
 

 【那智山青岸渡寺 御由緒(1)】 −西国霊場第一番札所ー

 「補陀洛や岸打つ波は三熊野の那智のお山にひびく滝つ瀬」と御詠歌で親しまれている西国第一番の礼所であります。当山の縁起によるとその開基は仁徳帝の頃(4世紀)、印度天竺の僧、裸形上人が那智大滝において修行を積みその暁に瀧壷で八寸の観音菩薩を感得し、ここに草庵を営んで安置したのが最初です。
その後、200年推古天皇の頃、大和の生佛上人が来山し、前述の話を聞き一丈(3m)の如意輪観世音を彫み、裸形上人が感得した八寸の観音菩薩を胸佛に納め勅願所として正式に本堂が建立されたのです。
平安朝中期から鎌倉時代は、「蟻の熊野詣」といわれ、熊野三山の信仰が盛んになり、この時、65代花山法皇が三年間山中に参籠され那智山を一番にして近畿各地の三十三観音様を巡拝されましたので、西国第一番礼所となりました。  
(青岸渡寺HPより)

 
■ 青岸渡寺、本堂(正面)、鐘楼(右隣)を望む ■
 
 
青岸渡寺参道を進む(1) 青岸渡寺参道を進む(2)
 
 那智山青岸渡寺 ”本堂” を望む
 
■ 青岸渡寺本堂に参拝する ■
  
青岸渡寺、本堂の様子です。正面右側の様子です 青岸渡寺び鐘楼です
 
 ”那智山青岸渡寺” に拝観する(2)
   
■ 青岸渡寺本堂より、熊野那智大社を望む ■
  
 
熊野那智大社より、青岸渡寺本堂を望む 本堂前にあります”延命の水”、水源は那智大滝です
  
  
  
 山門を望む 山門、那智山を望む  山門内側の狛犬(?)を望む 山門外側を望む
  
 
 
 青岸渡寺 ”三重塔” を望む(1)
 
【青岸渡寺の復興】

 熊野三山の信仰は、那智滝を中心とする自然信仰の場として早くから開けていたと思われています。中世から近世にかけて、隣接する熊野那智大社とともに神仏習合の修験道場であり、如意輪堂と称されたその堂舎は、那智執行に代表される社家や那智一山の造営・修造を担う本願などの拠点でありました。

 明治時代に神仏習合が廃されたとき、熊野三山の他の2つ、熊野本宮大社、熊野速玉大社では仏堂は全て廃されましたが、熊野那智大社では如意輪堂が破却を免れ、のちに信者の手で青岸渡寺として復興しました。  
(ウィキペディアより)

 
■ 青岸渡寺、三重塔と那智大滝を望む (土砂降りの中、大滝は姿を見せてくれました) ■
 
 
 青岸渡寺 ”三重塔” を望む(2)
  
■ 青岸渡寺、三重塔を望む、那智大滝は雲の中です ■
   
那智山阿弥陀堂を望む 青岸渡寺、三重塔を望む
  
  
 ”那智山青岸渡寺” 案内
  
【那智山青岸渡寺 御由緒(2)】 −西国霊場第一番札所−

 青岸渡寺の現在の本堂は、織田信長南征の兵火にかかり、天正18年(1590)豊臣秀吉によって再建され、桃山時代の建築をとどめ紀南で一番古い国指定の重要文化財建造物で、この堂の高さは18mで、大滝の落口の高さと同じであるといわれています。
青岸渡寺尊勝院は、那智山開山の裸形上人像と如来像を安置。中世以降は天皇、皇族の熊野詣での宿泊所にあてられていました。不開門は同院の入り口にある唐破風の四脚門で有名。なお、大正7年に那智の滝参道口・沽池と呼ばれるところから発掘された、飛鳥・白鳳時代から鎌倉時代初期にかけての熊野信仰を知る貴重な那智経塚出土品のうち、白鳳、奈良時代の観音菩薩立像、また藤原時代後期の金剛界三昧耶形(曼荼羅を立体的に表現)が国指定重文になっています。境内からは那智の滝、那智原始林、太平洋の眺めもよく、鎌倉時代の重文・宝篋印塔(4.3m)や梵鐘があります。   
(青岸渡寺HPより)

  
■ 青岸渡寺本堂、右横にあります 世界遺産登録碑です ■
  
   
青岸渡寺境内にて 青岸渡寺本堂にて
 
 正面は熊野那智大社の鳥居です 三重塔の前にありました  青岸渡寺、本堂にて 熊野道は青岸渡寺横から続いていました
 
  
  
Yahoo!地図より Yahoo!地図より(■カーソルセットで写真表示) Yahoo!地図より(■カーソルセットで写真表示)
  
 
           
後   記   
 那智大滝と三重塔の風景については、写真では何度も見て一度は実物を見ておきたいと思っておりました。
 青岸渡寺参拝の当日は、あいにく朝から雨が降り、雨の中の拝観となりました。集中豪雨が繰り返す中、晴れ間から一筋の流れ那智大滝が見えた時は感動ものでした。雨のせいか水量も豊富で、絵になる風景でした。次回は晴天の中の三重塔と那智大滝を眺めに来たいと思いす。  
(2013/7/3)
 
青岸渡寺から那智大滝へ続く古道を歩く(1)
  
青岸渡寺から那智大滝へ続く古道を歩く(2)
 


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