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  日本の名勝地を訪れる
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[画像]  国の特別天然記念物 ”尾瀬沼” を歩く
   
  
  
  
  
  
 6月の ”尾瀬沼” を散策する
 
 尾瀬沼 (おぜぬま)
 特別天然記念物
 尾瀬国定公園
 群馬県片品村
 福島県桧枝岐村
 (撮影 2013.06.30)
 尾瀬は本州最大の湿原を持ち、オオシラビソ林や山地湿原など優れた自然環境を有し、会津駒ヶ岳と田代山・帝釈山の周辺地域を含め、新たな国立公園として、平成19年(2007年)8月30日、「尾瀬国立公園」に指定されました。新たな国立公園の誕生は、昭和62年(1987年)7月に釧路湿原国立公園が指定されて以来、20年ぶりのこととなっています。   (尾瀬保護財団HPより)

 会社の仲間とキャンプに行ってきました。会社の先輩から差し入れなどあり、おかげさまで楽しい宴会をすることができました。
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尾瀬沼より燧ヶ岳を望む 長蔵小屋近くにて尾瀬沼を望む
  
 
 大清水より ”尾瀬沼” を目指す
 
【尾瀬は国の「特別天然記念物」および「ラムサール条約湿地」です】

 尾瀬は、国の「特別天然記念物」に指定されています。学術的価値が高く、その保存が厳しく義務づけられています。
 わずかな変化でも、その影響は尾瀬全体に及んでしまいます。尾瀬の環境そのものを保護するため、現状を変更してはいけないこととなっています。

 ラムサール条約は正式な名称が「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」とあるように、複数の湿地を移動する渡り鳥などの生き物や、その生態系を国際的に守るために作られたものです。
 尾瀬は湿原生態系としての価値が評価され、2005年11月にラムサール条約湿地として登録されました。   
(尾瀬保護財団HPより)

 
■ 大清水の様子です ■
 
 大清水から1時間20分程で三平峠に到着です 三平峠から20分ほどで三平下に到着です
 
 尾瀬沼 朝日の”大江湿原” を望む(1)
 
■ 朝日の中の大江湿原の風景です。6月の下旬ニッコウキスゲにはまだ早い時期でした。 ■
 
 尾瀬沼 朝日の”大江湿原” を望む(2)
   
■ 大江湿原より、尾瀬沼を望む ■
  
朝日の大江湿原を望む 大江湿原にて
  
 
 尾瀬沼から ”燧ヶ岳(2,356m)” を望む
 

 尾瀬沼は燧ヶ岳の崩落によって出来た湖で、日本でも有数な高地にある湖の一つです。周囲には小沼や多数の湿原を配し四季を通して素晴らしい風景が楽しめます。大江湿原や沼一周コースは木道が整備され、アップダウンも少なく非常に歩きやすいコースになっています。尾瀬沼越しに眺める燧ケ岳はまた格別の感があります。

       ・標高   1,660m
       ・周囲       7q
       ・面積    1.67ku

                       
(桧枝岐役場公式HPより)
 
■ 尾瀬沼より、(逆さ)燧ヶ岳を望む ■
 
 尾瀬沼 ”沼尻平” にて
  
■ 沼尻平にて。直進は尾瀬ヶ原、右は燧ヶ岳、左は沼尻休憩所になります ■
  
沼尻休憩所を望む 沼尻休憩所を望む。有料トイレ利用料の支払いをしているところです。
  
■ 沼尻平から尾瀬沼の眺望です。右側に朽ち果てた桟橋がありました。 ■
  
 尾瀬国立公園 ”尾瀬沼” 案内
  
【尾 瀬 沼】  −現地案内板よりー
 
 尾瀬沼は、長径2.2q、短径1.2q、平均水面海抜1,665m、最大水深9.5mの湖です。今から約8000年ほど前に燧ヶ岳の南側で馬蹄形の大きな山体崩壊が起きました。その時に崩壊した岩石や土砂が沼尻川をせき止め、尾瀬沼の原形やタソガレ田代周辺に残る流れ山を作りました。馬蹄形の崩壊部分の縁はナデツ窪として現在でも確認できます。

 尾瀬沼には、浅いところにミツガシワ、深くなるにしたがってフトイ・オヒルムシロ・ジュンサイなどの水生植物が生育しています。
 また尾瀬沼周辺には、湿原が広がっています。沼尻湿原には、高層湿原と池塘が発達しており、ナガバノモウセンゴケ・ツルコケモモなどが見られます。大江湿原は中間湿原で、春のミズバショウやリュウキンカ、夏のニッコウキスゲなどが美しい場所です。

 この貴重な自然を守るために、尾瀬は、昭和31年に天然記念物に、昭和35年には特別天然記念物に指定されました。この悠々の歴史をもつ貴重な自然を守り後世に長く伝えていくことは、私たちに課せられた責務です。

      平成9年10月
                       文化庁・群馬県教育委員会


  
■ 尾瀬沼ヒュッテキャンプ場を望む ■
尾瀬沼を望む、コバイケソウの群生、長蔵小屋付近です
  
尾瀬沼ヒュッテより、燧岳を望む 尾瀬沼ビジターセンターを望む
 
 ハクサンチドリ ワタスゲを望む  ミツガワシ ニッコウキスゲ
 
 リュウキンカ(?)   差し入れの”百年の孤独”で乾杯しました  燧岳山頂にて 三平下で名物の花豆ジェラートをいただく。美味でした
 
  
  
Yahoo!地図より Yahoo!地図より(■カーソルセットで写真表示) Yahoo!地図より(■カーソルセットで写真表示)
  
  
           
後   記   
 会社の同僚たちとテント泊の練習を兼ね尾瀬でテントを張ることにしました。6月の下旬梅雨の中のキャンプとなりますが、天候は運にまかせキャンプ場を予約しました。

 当日の天候は曇り夕方から一時雨なんとかなりそうな天気予報です。5:40大清水を出発し、三平峠で小休止をし、キャンプ地の尾瀬沼ヒュッテには8:45到着。キャンプサイトの受付時間までは、大江湿原の散策と燧岳へ登り、ヘトヘトになりながら尾瀬沼ヒュッテに戻りました。ヒュッテで目まいがするほどのおいしい生ビールをいただき、いざテント場へ。
 テント設営後は、会社の先輩の差し入れ、”百年の孤独”で乾杯。夕食のすき焼きをいただき就寝。
 翌日は、一周8q程の尾瀬沼一周の散策。出発時は燧ヶ岳はガスの中でしたが、沼尻平過ぎたあたりからガスが上がり、山頂が見え隠れするようになりました。このおかげで逆さ燧ヶ岳の写真をどうにか収めることができました。

 今回は梅雨の中の行動でしたが、天候に恵まれ楽しい仲間と素晴らしいひと時を過ごすことができました。この季節天候に恵まれたことは本当にラッキーでした。   
(2013/8/23)

  
 


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