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第1集  スペイン アンダルシア 断崖絶壁の街 ”ロンダ” を散策する
  


ロンダの象徴的存在、ヌエボ橋を望む
  
  
  
 
 


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 1.スペイン アンダルシア 断崖絶壁の街 ”ロンダ” を散策する
 断崖絶壁の街 ロンダ 
 観光地
 白い街
 スペイン
 アンダルシア州マラガ県
 (撮影 2016.07.17)
 (作成 2021.02.06)

 ロンダ(Ronda)は、スペイン・アンダルシア州マラガ県にある基礎自治体(ムニシピオ)です。
 ロンダの街は海抜739メートルの岩の台地の上にあり、地中海に近い地域ですが、海には面していません。グアディアーロ川の支流のグアダレビン川により侵食され形成されました。
 ロンダ峡谷によって市街地は2つに分断されています。峡谷の南側が旧市街で、峡谷の北側が新市街となっています。旧市街と新市街は、ビエホ橋やヌエボ橋で結ばれ、峡谷はモリノス谷まで伸びています。
 市街地の東にはシエラ・デ・ラス・ニエベス自然公園があり、南にはヘナル谷、西にはグラサレーマ山脈、北にはカンピージョスへとつながる平地となっています。
     (ウィキペディアより)


(Size : 30,133KB) アラメダ・デ・タホ公園からの断崖絶壁の風景です ロンダ、ヌエボ橋を望む
  




 2.”ロンダ” を散策する




ロンダ ポソ通りにて、メルセー広場前のロンダ慈悲聖母教会を望む






セラウリア通りの街並みを望む
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ポソ通り、ロンダ慈悲聖母教会を望む
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モリーノ通りより、ソコロ広場方面を望む
< ロンダの象徴、ヌエボ橋について > 

 ロンダの象徴的存在のヌエボ橋は、断崖で隔てられた新市街と旧市街を最短で繋ぐ石橋です。名称は「新しい橋」という意味で、他にビエホ橋「古い橋」があります。

 1735年に1つのアーチだけで峡谷を越える構造の初代のヌエボ橋が建造されました。しかし、急造であった初代ヌエボ橋は、1741年に崩落してしました。
 1759年アラゴン地方出身の建築家マルティン・デ・アルデウエラの設計により、同じ場所に2代目のヌエボ橋建造されました。石を積み上げること34年後の1793年に完成しました。橋の高さは98m、長さは66 mです。橋の内部に作られた部屋はかつて重要犯を収容する刑務所として使われ、見学することもできます。  
(ウィキペディアより)



メルセー広場(Plaza de la Merced)にて、ロンダ慈悲聖母教会を望む
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アラメダ・デル・タホ(Alameda del Tajo)公園内にて 闘牛場(左)前にて アラメダ・デル・タホ公園にて、
ロメロ家出身の伝説的闘牛士ペドロ・ロメロ・マルティネス
(1754-1839)の像です
7月17日15時、ロンダの気温は34.5℃でした
       
google地図より google地図より(■カーソルセットで写真表示) Google!地図より(■カーソルセットで写真表示)
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  (後 記)  
       
   断崖絶壁の街、ロンダで感じたことは、アンダルシア地方の白い村の多くが、防衛上の都合で断崖などの高所に造られているとのことでした。このロンダの街はその特徴を最も表している所だと思いました。

 最初はメルセー広場など広い新市街を散策している時は、断崖絶壁の上にいるとは想像も出来ませんでしたが、アラメダ・デル・タホ公園から眺めるフアン・ディエゴ山脈等の山々と眼下に広がる丘陵地帯、そして足元に広がる絶壁、ロンダの人々は物凄い所に住んでいるのだナーと感心させられました。

 この断崖絶壁の街を歩いていて気になったことは、電気の無い昔はこの断崖の上に水をどうやって調達していたのだろうか、素朴な疑問がありました。人力や馬車を使うことは想像できますが・・・。
ネットで
  特派員ブログ 『旅倶楽部「こま通信」』 ロンダに残るアラブ時代の井戸
(Linkしています) で公開されていました。
この”こまつうしん”さんの解説で、水の確保については良く理解することができました。大変な労力をかけ、崖下の川までトンネルを造り、そのトンネルを使い人力で水をくみ上げていたとのことでした。
 やはり断崖の上の生活、水の確保は大変なところと思いました。
          
(2021.02.17)

 
     



メルセー広場、ロンダ慈悲聖母教会正面のアップです


googleマップからの画像です。googleマップからコピーしました
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 3.近代闘牛発祥の地 ”ロンダ 闘牛場” にて



闘牛場前にて






カジェターノ・オルドニェスの像(左)とアントニオ・オルドニェスの像です。
アントニオ・オルドニェスはロンダ生まれです。1968年に引退するまで、3000頭もの牛と戦ったとのことです




闘牛場にて






ロンダ闘牛場にて、迫力満点の闘牛の牛の像です




闘牛士カジェターノ・オルドニェスの像です。
ロンダの靴屋の子供として生まれ、1923年闘牛士としてデビュー。闘牛場のメインゲートを通って凱旋する最初の闘牛士となりました。
ヘミングウェイの小説「日はまた昇る」の才能ある若き闘牛士ペドロ・ロメロのモデルとのことです







スペイン最古の闘牛場です。1784年にホセ・マルティン・アルデウェラによってバロック様式で建設されています
 、
 4.ロンダ ”ヌエボ橋” にて(1)



ヌエボ橋と旧市街方面を望む






ヌエボ橋のアップです。橋の内部に造られた部屋の小窓が見えます




絶壁の上に建つ旧市街地です






高さ98mのヌエボ橋です。高さの感じられる眺めです
   
 





 5.ロンダ ”ヌエボ橋” にて(2)


ヌエボ橋、橋の上を望む



ヌエボ橋の上からタホ峡谷の眺めです




ヌエボ橋より、スペイン広場を望む
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ヌエボ橋(新しい橋)の上からのビエッホ橋(古い橋)の眺めです
 
 6.ロンダ ”アラメダ・デ・タホ公園” にて


ロンダ通りの街並みの様子です。岩壁の上に造られた街の様子が良くわかります




展望台にて(ロンダ・ビューポイント(Mirador de Ronda))







ロンダ・ビューポイント(Mirador de Ronda)を望む






ロンダの絶壁です



ロンダの絶壁と展望台を望む









ここから見える山の説明パネルです。左から、ブランキジャ山脈(Sierra Blanquilla)、パロ山脈(Sierra del Palo)、フアン・ディエゴ山脈(Sierra de Juan Diego)、モンテハケ山(Hacho de Montejaque)、グラザレマ山脈自然公園(Parque Natural Sierra de Grazalema)
   






 7.ロンダ ”旧市街” にて



旧市街、サルバティエラ侯爵邸です




サルバティエラ侯爵邸、正面から見たところです






旧市街から新市街を見たところです



クエスタ・デ・サント・ドミンゴ通りの展望台にて。
ビエッホ橋、Fuente de los Ocho Caños、新市街が良く望めます
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ビエッホ橋より、グアダレビン川と隣にあるアラブ橋を望む




旧市街にて 旧市街を進む。白壁の建物と石畳の道が続きます ロンダ、ビエッホ橋にて サンタ・セシリア通りにて




フェリペ5世の門です
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フェリペ5世の門からの眺めです。
手前はビエホ橋、その先の塔のある建物はパドレ・ヘスース教会(Barrio de Padre Jesús)、その後方は新市街になります




ビエッホ橋より、フェリペ5世の門を望む。石造りのガード壁が凄いと思いました






ビエッホ橋より、ヌエボ橋方面を望む




ビエッホ橋より、グアダレビン川の流れを望む







パドレ・ヘスース教会(Barrio de Padre Jesús)を望む 。
ロンダの象徴的な教会とのこと、三つの半円アーチの鐘楼が印象的教会です。






ロス・オチョス・カニョスの泉です。パドレ・ヘスース教会の前にある広場にある水飲み場で八つの蛇口がついています。
この広場は19世紀半ばまではロンダの商業的中心地だったととのことです






 8.ロンダ 新市街にて



ソコーロ広場(Plaza Del Socorro)にて、噴水の中にライオンを両脇に従えたヘラクレス像が立っています
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ソコーロ広場にて、ソコーロ教会を望む
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ソコーロ広場を望む






コーロ広場にて、右側はヘラクレス像のある噴水です




アル(ラ)メダ・デル・タホ(Alameda del Tajo)公園にて







アルメダ・デル・タホ公園にて、優雅な観光馬車です






アルメダ・デル・タホ公園にて、この突き当りが断崖絶壁になっています




  お気に入り写真



アラメダ・デ・タホ公園より、ロンダの断崖絶壁を望む
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断崖絶壁のセタホ峡谷です。後方に見える橋はビエッホ橋です
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ロンダ、新市街に飾られていました



ロンダ、新市街にて





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