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【日本百名山 深田久弥著 「33 妙高山」より】 |
長野を出た信越線の汽車が、牟礼(むれ)の隘地(あいち)を過ぎて、柏原の広みへ出ると、初めて妙高山が見えてくる。そしてそれは汽車が日本海に近づくまで望まれるが、一番みごとなのは、関山付近から見た姿であろう。中央の火口丘がスックと高く、その右に神奈山、左に前山、この二つの外輪山の尾根が、ちょうど火口丘を首にして両襟を掻き合わせたようなさまを呈している。
この中央火口丘は心岳と呼ばれている。その頂上に立つとよく判るが、これほど典型的な円形カルデラも珍しい。心岳を真ん中においで、まるで かごめかごめ
の遊戯のように、神奈山、大倉山、三田原山、赤倉山等が、円く取巻いている。そしてその火口丘と外輪山との間の環状の火口原(と言っても広くはない。原ではなくて谷の趣をなしている)の水が集って、二つの火口瀬、即ち大田切川(北地獄)白田切川(南地獄)となって、あの広い妙高の裾野を貫流している。
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黒沢地ヒュッテより、笹ヶ峰へ向かう。木道の中にすばらしい景色が続きます。 |
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黒沢池を望む |
笹ヶ峰のブナ林と木道を望む |
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登山道より、大倉乗越を望む |
草原の木道を歩く |
妙高山山頂にてす |
登山道入り口に戻る |
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Yahoo!地図より |
■カーソルセットで航空写真の表示 |
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後 記 |
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高谷池ヒュッテから茶臼山をとおり、黒谷池ヒュッテまでは、ののんびりとした尾根歩きが続き、誠に気持のより歩きになります。それでも妙高山は、相変わらずガスの中、姿を現わしてくれませんでした。黒沢池ヒュッテでキャンプ用品等をグランドシートに包みデポをし、軽くなったザックで妙高山をめざしました。
大倉乗越から眺める妙高山はなかなか雄大でした。途中の長助池の分岐まで一旦下り、また登り直しになります。この分岐にはベンチが有り、水場となっておりますが、残念ならが水はかれておりました。また15個ほどのデポのザックがありました。
妙高山の山頂は細長く広いという感じです。山頂から眺める火打山はガスの切れ間に薄っすらと姿を現わしていましたが、ついに全容を現わすことはありませんでした。山頂からの眺望は次回の楽しみにとっておきたいと思います。 (2012.03.17)
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内 容 |
コース概要 【笹が峰コース】 |
日程 |
2010年 8月27(夜)〜29日 |
●(行き) 自宅23:00 ⇒ (上越道・信越道) ⇒ (更埴IC) ⇒ [8/28]6:00 笹ヶ峰駐車場
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[8月28日]
笹ヶ峰駐車場 ⇒ 7:15黒沢7:25 → (十二曲り) → 9:30分岐9:45 → 10:45高谷池ヒュッテ → 11:00キャンプ場12:05 → 12:40天狗の庭14:20 → 13:30ライチョウ平 → 14:10▲火打山14:30 → 15:20天狗の庭 → 15:40高谷池キャンプ場(拍)
[8月29日]
高谷池キャンプ場6:30 → 7:20黒沢池ヒュッテ7:35 → 8:00大倉乗越 → 10:10▲妙高山10:50 → 12:45黒沢池ヒュッテ13:30 → 14:50笹ヶ峰駐車場
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●(帰り) 笹ヶ峰駐車場 ⇒ 妙高高原IC ⇒ (上信越道・関越道) ⇒ 三郷南IC ⇒ 自宅 |
天気 |
8/28 曇
8/29 晴のち曇 |
山名 |
火打山 (ひうちやま)
妙高山 (みょうこうさん) |
山域 |
頸城山塊(くびきさんかい) |
入下山地 |
笹ヶ峰 |
メンバー |
単独 |
メモ |
一泊2日(キャンプ場泊) |
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登山道、大倉乗越〜長助池分岐にて |
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