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日本の文化を訪ね・歩く
      (日本の文化・風土を訪ね歩く
[画像]  茨城県 ”真壁のひなまつり”
(真壁の街並みの風景)
 茨城県 真壁の ”ひなまつり” を訪れる
 真壁のひなまつり
 日本の町おこし
 茨城県 桜川市真壁町
  (撮影 2011.02.19)
 歴史ある町割りの中、300余棟を超える見世蔵、土蔵、門などが軒を連ね、その内の104棟が国の登録有形文化財に登録されている真壁。平成22年6月29日には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
ひなまつり期間中は、そうした風情ある町並みの中に江戸から明治、大正、昭和、平成までのひな人形、手作りのつるし雛、地元特産のみかげ石で作ったひな人形などが飾られます。  (桜川市観光ガイドHPより)   
(Size : 1,400KB)  塚本茶舗、脇蔵(登録有形文化財)を望む お花でできた”おひなさま”
(登録有形文化財木村家住宅にて)
 真壁の ”ひなまつり (1)”   (潮田家のおひなさま)
 潮田家は、江戸末期には呉服・荒物・雑貨商を営み、明治時代には業務を一段と拡張し、土浦の豪商と親戚関係をもち、その商圏は、八郷・旧筑波・大穂・岩瀬に及び、いつしか「関東の三越」と呼ばれるようになった。現在は煙草小売業を営むが、当時の主要な建物はそのまま現存しており、往時の隆盛ぶりが偲ばれる。  (現地パンフレットより)
■ 登録有形文化財 潮田家住宅を望む ■

潮田家住宅のおひなさま(1) 潮田家住宅、中のの様子です 潮田家住宅のおひなさま(2)
 真壁の ”ひな祭り (2)”
 【桜川市観光ガイドHPより】
 真壁のおひなまつりでは、ひな人形を飾る家は約177軒を数え、ひなまつりの期間中に訪れる観光客は約10万人を超えています。おもてなしの心を大切にする真壁のひなまつりで、日本の懐かしい心の風景をお楽しみください。
         
真壁 樺穂小学校のまばゆいばかりの ”折り紙つるしびな”
”池田鮮魚店さん”のおひなさま ”増田酒店さん”のおひなさま
”石匠の見世蔵(平井家)”の石雛です ”藤屋履物店さん”のおひなさま
 創業170年 ”松野屋”さんの明治時代のお雛さま
松野屋さんのおひなさま
松野屋さんの”舌切り雀” お茶屋さんのおひなさま(西村屋茶舗にて)
 登録有形文化財(文化庁) ”村井醸造”
 村井醸造は「公明」の銘酒で知られる。村井家初代は、近江国日野出身で、この地で酒造業を始めたのは延宝年間(1673〜1680)といわれ、最も早く北関東に進出した近江商人の一人として知られる。現当主は17代目である。村井家は、代々日野に本宅を置き、酒造業の経営は支配人に委ねていた。この地に移り住むようになったのは昭和19年からであるが、現在でも日野町に住居を持つ。   (現地パンフレットより)
    
■ 村井醸造入口より望む ■
登録有形文化財(文化庁)の碑 村井醸造、中のの様子です 村井醸造を望む
■ 伊勢屋旅館(登録有形文化財:主屋、土蔵)のおひなさま
伊勢屋旅館正面からの様子 伊勢屋旅館のおひなさま 伊勢屋旅館入口
 伊勢屋(田中家)旅館は、既に幕末からこの地にあったが、2代前までは「伊勢楼」と称し、真壁でも最も名の知られた料亭であった。 (現地パンフレットより)
 真壁の ”ひな祭り (3)”
【川島書店 (登録有形文化財:見世蔵)】
川島家は、初代が江戸時代末期に、この地で生薬(きぐすり)店を営んで、当主は「清兵衛」を襲名する。その後、荒物店を経て様々な商売を行い、4代前から書店を営み、見世蔵もその店舗として利用した。  (現地パンフレットより)
■ 川島書店さんの最近発見されたおひなさま ■
【川島洋品店 (登録有形文化財:土蔵)】
川島家は、江戸時代末期にこの地で商いを始めたと伝えられ、以後、荒物・太物・瀬戸物等を扱って、現在の洋品店に至った。明治末期頃は、同じ敷地内で養蚕も行っていたと伝えられ、町の中心部でも養蚕が行われていたことは、真壁の養蚕業の最盛期を伺わせるものである。  (現地パンフレットより)
  
川島書店の見世蔵 川島洋品店さんの”明治時代のおひなさま” 川島洋品店さんの蔵の中のおひなさま  
 茨城県 真壁の ”ひな祭り” 案内
  桜川市真壁町(旧真壁町)には、江戸時代から明治・大正に建てられた蔵や門など104棟の登録文化財があります。この歴史ある街並みを見学に来られる方が年々増えてきております。そこで、6年前より「寒い中、真壁に来てくれた人をもてなそう」の一言から『蔵の街・真壁のひなまつり』が始まりました。今年は177件の民家・お店などが江戸時代・明治・大正・昭和・平成の雛人形・つるし雛・手作り雛・ちりめん雛などを展示しております。  (桜川市観光ガイド HPより)
国指定伝統工芸品(真壁産 みかげの技) ”石雛” (■カーソルセットで口紅をさしたおひなさまが表示されます)
安達医院さんの”おひなさま” 康進堂さんの”洋風のおひなさま”(■カーソルセットでアップします)
会場への案内版です 真壁石のおひなさまのレリーフです 書店内もおひなさま一色です(川島書店にて)
  
保育園の”おひなさま”です   おひなさまのお土産品です 村井醸造にて   手造りのお土産品です 旧真壁郵便局です(登録有形文化財) 真壁花物語案内版です
Google!地図より ■カーソルセットで航空写真が表示されます ■カーソルセットで航空写真が表示されます
後  記
 真壁については、昔土浦で仕事をしていたころ同僚から ”酒造元ツアーで行ってきたが街並がとても趣がありとてもいとこですよ。一度見ておいたほうがいいですよ” と盛んに進められたことがありました。当時はまだひなまつりなど行われておらず、酒造元に車で行くのも・・・と、近くにいながら行く機会がありませんでした。そんな中、真壁のひなまつりは、色々なおひなさんが見られ、実におもしろいとの話を聞き、出かけることにしました。

 買い食いを楽しみながら一軒一軒尋ねながら、色々な年代のおひなさまを各家思い思いの形で飾付けられたおひなさまを拝見することは、実に楽しいと言うことがわかりました。
 それにお茶が有ったり、お漬物が有ったり町民の皆様の対応が観光客を心からおもてなしをしてくれていることが、本当に伝わってくる暖かさを感じ、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。今回は出発が遅れたため全軒を回ることができませんでした。次回行く楽しみが出来た感じです。
  (2011.03.18)


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