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世界遺産を訪ねる・歩く
(アンコール・ワット集)
[画像]  ロリュオス遺跡群(1)”ロレイ寺院” (Roluos Momument Complex ”Lolei”)
  
 
  
  
  
 ロリュオス遺跡 ”ロレイ寺院”
 ロリュオス遺跡(ロレイ寺院)
 世界文化遺産 (1992年)
 カンボジア シェイムリアップ
 893年、ヤショヴァルマン1世創建 (撮影 2010.04.18)
 ロリュオス遺跡はアンコール地方に都が置かれる前の9世紀の王都の遺跡です。その中の一つ、ロレイ寺院は祠堂が4基残っています。祠堂はレンガと漆喰でできており経年による劣化が著しいものとなっています。もともとはこの寺院は大貯水池の中心にあっ たが 現在は水がなくなり、祠堂のみが残っている状態です。  (ウィキペディアより)
(Size: 1,536KB) 
ロレイ寺院風景 現在も綺麗な状態のデヴァター
  
  
 かっては貯水池の中央島に建てられていた ”ロレイ寺院”
  
入口の階段を登ると真正面に祠堂が見えます(■カーソルセットで裏側からの祠堂が表示されます)
  
  
寺院入口の階段
  
  
  
 経年劣化の著しい ”ロレイ寺院”
  
 ロレイ寺院には祠堂が4基残っています。しかし経年による劣化が著しいものとなっています。もともとはこの寺院は大貯水池の中心にあった島に建てられていました。現在は水がなくなり、祠堂のみが残っている状態です。また、ロレイは、プリア・コーと同じく祖寺型形式の寺院です。   (カンボジア政府観光庁HPより)
  
  
  
  
中央にあるリンガと水路跡(シヴァ神の象徴) 祠堂の中の様子です レンガの瓦礫(正面右の裏側の祠堂)
  
  
    
  
  
 レンガと漆喰で建造 ”ロレイ寺院”
  
  
痛みの激しい祠堂
  
   ■カーソルセットで写真が拡大します               
入口上部のレリーフを拡大します 崩れかけた祠堂のレンガ、年月の重みを感じさせる 祠堂上にある石造、獅子像か?素人では判別が出来ないほど風化している 入口上部のレリーフを拡大します
  
  
  
  
  
 ロレイ寺院の”デヴァター”と”金剛力士像”
  
 ロレイ寺院は、焼煉瓦を積み上げた塔に漆喰を塗り、そこに彫刻を施すという古い時代独特の装飾方法を見ることのできる寺院です。  (ウィキペディアより) 
  
  
当時の華麗さが偲ばれるデヴァター
  
金剛力士像
    中央祠堂の繊細な彫刻
  
  
  
 新旧のロレイ寺院
  
  
現在のロレイ寺院は、仏教寺院が併設されています
  
  
  
  
    
  
  
 ロレイ寺院” 案内
  
  
 ロレイ寺院は、ヤショーヴァルマンT世が王になりプノンバケンにヤショーダラプラの都を移す前に、王の父母とシヴァ神を祀るために建てた寺院です。当時は東メボン・西メボンと同様に大貯水池(現在は涸れている)の中央の島に建設された。今では境内の一部に現在の寺が建てられ、新旧寺院が共存しています。  (ウィキペディアより) 
  
  
素朴なお土産屋さん
  
  
ラテライトの壁面に水の跡が残っています 寄付でプレゼントしてくれたかわいいお花 左奥が仏教寺院です
  
金剛力士像 仏教寺院からの眺め 仏教寺院の内部 マナーが良く、気持ちの良い親子が募金活動をしています 仏教寺院のお釈迦様像 お土産物屋の前の親子
  
  
併設されている仏教寺院
  
Google!地図より ■Zoom ■Zoom
   
後  記
 ロレイ寺院は、アンコールでは最も古い寺院遺跡のひとつであり、巨大な貯水池の中の島(人工の島)に浮かぶ寺院であったとのことです。寺院に入る時、木製の梯子(階段)を使って登って行きましたが、昔はこの辺りが船着き場とのことです。よく見るとラテライトの石垣には、黒ずんだところと赤いところと明らかに色が変わっていました。黒ずんでいる、この辺りまで水があったのだろうと思いました。
  寺院は、さすがに経年による劣化が激しい。特にレンガ部分は剥がれたり、崩れ落ちたりし、ガレキの山となっているところが有りました。木々で補強したりし、立ち入り禁止にしたりしていました。最古の遺跡と考えた場合もっと保存に力を入れて良いのではと思いました。
 寺院入口で、とてもマナーのよい親子らしい人が寄附を募っておりました。ツアー客の大部分の人は、何も興味を示さないままとおり過ぎていました。寺院の状況を見ると、こういう寺院にこそ寄附をすべきと思いました。
  (2010.5.21)
  
  


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