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Ver.4 
世界遺産を訪ねる・歩く
(アンコール・ワット集)
[画像]  ロリュオス遺跡群(2) ”プリア・コー寺院”  (Roluos Momument Complex ”Preah Ko”)
  
 
  
  
  
 ロリュオス遺跡群(2) ”プリア・コー寺院”  (”Preah Ko”)
 ロリュオス遺跡(プリア・コー寺院)
 世界文化遺産 (1992年)
 カンボジア シェイムリアップ
 879年、インドラヴァルマン1世創建 (撮影 2010.04.18)
 プリア・コーは、現存するロリュオス遺跡の中では、最古の寺院です。プリア・コーとは「聖なる牛」の意味で寺院内にシヴァ神の乗り物とされる牛の像が祠堂(しどう)正面に三体並び、シヴァ神が堂から出てくるのを待っているとされています。
 祀堂部分は崩れているところもありますが壁面には数多くの精巧なレリーフを見ることができる寺院です。  
(ウィキペディアより)
(Size: 1,578KB) 
プリア・コー寺院風景 シヴァ神を待つ牛の像(ナンディン)
  
  
 聖なる牛を意味する寺院 ”プリア・コー寺院”
  
祠堂は6基あります。正面(東側)からは前後が重なるように建てられているため、3基しか見えません
  
  
寺院正面左側の第2周壁です 第二周壁とラテライトの参道 寺院正面右側の第2周壁です
  
  
  
 ”プリア・コー寺院” の6基の塔
  
 プリア・コー寺院には、6基の堂があります。前方の3基は右から、ヴィシュヌ、シヴァ、ブラフマーのヒンデゥー教3主神。後方の3基は前方の神の妻、ラクシュミー、ウマ、サラスヴァティーを祭っています。 (JTBガイドブックより)
  
  
  
  
ナンディン(シヴァ神の乗り物である聖牛) レ東塔門(入口)方面を望む
  
  
  
  
  
  
 かっては寺院の裏に王宮があった ”プリア・コー寺院”
  
  
ラテライトの参道と祠堂
  
   ■カーソルセットで写真が拡大します               
入口正面(東)左側から見た祠堂、5基見ることができます デヴァターの痛み方がこんなに違っています。年月の重みを感じさせます 祠堂入口上部のレリーフは漆喰を加工したものです 入口正面(東)右側から見た祠堂
  
  
  
  
  
 プリア・コー寺院の”デヴァター”と”金剛力士像”
  
 プリア・コー寺院は、焼煉瓦を積み上げた塔に漆喰を塗り、そこに彫刻を施すという古い時代独特の装飾方法を見ることのできる寺院です。  (ウィキペディアより) 
  
  
偽扉の華麗な彫刻(■カーソルセットで写真拡大します)
  
金剛力士像
    祠堂の繊細な彫刻
  
  
  
 最古の寺院 ”プリア・コー寺院”
  
  
東塔門より、中央(祠堂)を望む
  
  
   シヴァ神を待つナンディン
  
    
  
  
 ”プリア・コー寺院” 案内
  
  
 プリア・コー寺院は、879年、インドラヴァルマン一世によって祖先の菩提を弔うために建てられたヒンズー教寺院です。現在見ることができるのは遺跡の核心部のみだが、その周囲には東西500メートル、南北400メートルの環濠に囲まれた広大な寺域があり、寺院の背後にはかつてインドラヴァルマン一世の王宮が存在したという。   (ウィキペディアより) 
  
  
木陰には、素朴なお土産屋さんが並んでいます
  
  
寺院横ののどかな風景です
  
祠堂からの風景 寺院内の風景 ラテライトの階段と祠堂を望む 聖なる牛と 祠堂の手前、寺院左側にある遺跡 ラテライトでできている第周壁(内周壁)
  
  
寺院内から第一周壁(外周壁)を望む。東西97メートル、南北94メートルのラテライトでできています
  
Google!地図より ■Zoom ■Zoom
   
後  記
 ここプリア・コー寺院は観光客も少ないことも有り、とてものんびりとゆったりとした感じの寺院でした。なんとなく時間が止まっているような感じさえ受けました。

 アンコール最古の寺院ということで経年劣化が進み、レンガのガレキの山を想像していましたが、6基の祠堂は整然と昔の姿を見せてくれていました。ただ各塔を眺めているとデヴァターは同じ面でも左側と右側では風化の違いがはっきりしていました。左側は昔の姿をとどめ、右側は溶解してしまったようなつるつるの面になり何もありませんでした。長い年月の風雨のなせる業でしょうか。
 祠堂の前にはこの寺院の名前の由来になっている聖牛(プリア・コー)ナンディン像3体が対峙する形で横たわっています。今まで牛については、牛乳やお肉しか浮かびませんでしたが、この寺院の名称にまでなっている”牛”の尊さと、ヒンズー教と牛の関係をこの寺院で改めで感じさせられました
。  (2010.5.26)
  
  


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