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　　　　　　（　エ ジ プ ト 共 和 国　）
　　
　　
 
[画像] 　世界文化遺産　古代都市テーベ　”ハトシェプスト女王葬祭殿”　を訪れる（１）

ハトシェプスト女王葬祭殿を望む
　　
　　
　　
 
 

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世界文化遺産登録　”古代都市テーベとその墓地遺跡”

（　世界遺産　　１９７９年　　登録　）
　「古代都市テーベとその墓地遺跡」はエジプトのナイル川沿い、ルクソール近郊にあり、地中海からおよそ800㎞南方に位置しています。テーベは約1,000年もエジプトの首都として栄華を誇り、現在ではルクソールと呼ばれています。
　カルナック神殿やルクソール神殿の他、ツタンカーメンの墓がある「王家の谷」や数々の葬祭殿が点在しており、考古学的価値が非常に高い一大遺跡地区となっています。
　1979年、世界遺産に登録されました。

古代都市テーベ（現ルクソール）とは
　　＜生者の世界（居住区）＞
　　　〇１．カルナック神殿
　　　〇２．ルクソール神殿

　　＜死者の世界（ネクロポリス）＞
　　　〇３．メムノンの巨像
　　　△４．ラムセウム（ラムセス2世葬祭殿）
　　　　５．ラムセス3世葬祭殿
　　　●６．ハトシェプスト女王葬祭殿
　　　　７．王家の谷
　　　　８．王妃の谷
　　　　９．デール・イル・マディーナ
　　　１０．貴族の墓
　　　１１．セティ1世の葬祭殿　


＜古代都市テーベ（現ルクソール）とは＞

　紀元前3000年頃から紀元前4000年頃にかけて、ここにはすでにセペトという都市国家がありました。その後、エジプト中王国（紀元前2000年～紀元前1800年頃）第11王朝時に首都となり、新王国（紀元前1600年～紀元前1000年頃）第18王朝までの約1000年間にわたって王国の中心として繁栄しました。

　元来ここではアメン神が信仰されていましたが、エジプト王国の太陽神ラー信仰と合わさり、アメン・ラーとなります。そして、カルナック神殿は信仰の総本山となりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（世界遺産オンラインガイド　HPより）　

　　　　　　　　●印は、写真掲載しています　▲印は、一部写真を掲載しています
 
　１．テーベ（現ルクソール）　”ハトシェプスト女王葬祭殿”　を訪れる（１）
　ハトシェプスト女王葬祭殿
　（はとしぇぷとじょうおうそうさいでん）
　（Mortuary Temple of Hatshepsut）　
　　世界文化遺産
　「古代都市テーベとその墓地遺跡」　（1979年に登録）
　エジプト　ルクソール
　（撮影　2016.11.23）
　（作成　2020.12.22）

　ハトシェプスト女王葬祭殿は、エジプト・ルクソール西岸にある古代エジプト唯一人の女性ファラオ、ハトシェプストが造営した葬祭殿です。ハトシェプストの側近で建築家センムトが設計を行っています。後にトトメス3世によって壁画や銘文が削られるなど一部破壊を受けました。
　また手前にはメンチュヘテプ2世の王墓があり、あわせて、デル・エル・バハリ（Deir el-Bahri：アラビア語で「北の修道院」の意味）とも呼ばれています。
　1997年11月、ルクソール事件の現場となり外国人58人を含む62人が亡くなる事件が発生し、その中には多くの日本人新婚旅行者も含まれました。　　　　　（ウィキペディアより）
(Size : 25,439KB) ハトシェプスト女王葬祭殿を望む ハトシェプスト女王葬祭殿、第二テラスに上るスロープです
　　





　２．古代都市テーベ　”ハトシェプスト女王葬祭殿”　を望む
 



ビジターセンターより、ハトシェプスト女王葬祭殿を望む


ビジターセンターに掲示されている発掘中の写真です ビジターセンターに掲示されている発掘中の写真です




ハトシェプスト女王葬祭殿、ビジターセンターに入場します

ビジターセンターに展示しているデル・エル・バハリ（右側にハトシェプスト女王葬祭殿、左側のメンチュヘテプ2世葬祭殿）模型です
＜ ルクソール　死者の街について ＞　

　ルクソールはエジプト新王国時代に王都として栄えた地で、ナイル川を境に「死者の街」と「生者の街」に別れています。死者の街にあるハトシェプスト女王葬祭殿は「エジプト建築史上最も美しい建築」として知られ、エジプト初の女性ファラオであるハトシェプストが祀られています。そして、生者の街にあるのがカルナック神殿です。歴代のファラオが2000年以上をかけて増築した神殿で、かつては政治と宗教における中心地でした。



駐車場より、ハトシェプスト女王葬祭殿を望む




入場券です ハトシェプスト女王葬祭殿、駐車場にて ビジターセンター前にて メビジターセンター前より、ハトシェプスト女王葬祭殿を望む
       
google地図より google地図より(■カーソルセットで写真表示） google!地図より(■カーソルセットで写真表示）
   
  （　後　記　）  
       
  　ハトシェプスト女王葬祭殿を初めて写真で見た時、あまりにも現代的な建物に見えたため、表面は近年建て替えた建築物と思いました。とても紀元前１５００年、３５００年前に建築された建物には思えませんでした。
　現地で実物を見ました。広大な岩壁の下に広がる、三階建てのバランスのとれた建物は本当に美しくモダンであると思いました。スロープを上り、第二テラス、第三テラスと散策をすると、沢山の壁画、装飾、象形文字の銘文などを見ることができ、エジプトの古代文化そのものでした。

　ハトシェプストの側近で建築家センムトが設計を行ったとのことです。この建築家は現代からタイムスリップしたのではないかと思わせるほどです。凄い建築家がいたものだとつくづく感心させられました。　　　　　　　　　　（2020.12.22)
  
     




ビジターセンターより、ハトシェプスト女王葬祭殿参道まで移動の車（「タフタフ」という連結バスのようなもの）です。この車で往復します

参道より、ビジターセンター・駐車場を望む

　デル・エル・バハリ（メンチュヘテプ2世葬祭殿（王墓）、ハトシェプスト女王葬祭殿）の概念図です。
※ハトシェプスト女王葬祭殿は、デル・エル・バハリとも呼ばれています（Deir el-Bahri：アラビア語で「北の修道院」の意味です）



googleマップからの画像です。googleマップからコピーしました
■ 画像クリックでgoogle Map3Dが表示します ■
 





　　３．ハトシェプスト女王葬祭殿　”ビジターセンターから参道”　にて




ハトシェプスト女王葬祭殿は断崖を背に建てられています







参道入り口に到着です

移動中の車より、ハトシェプスト女王葬祭殿を望む。タイヤの痕で地面が黒くなっています




ハトシェプスト女王葬祭殿を望む







参道入口にあります、ハトシェプスト女王葬祭殿の現地案内板です

参道より、ビジターセンター方面を望む
 、
　　４．ハトシェプスト女王葬祭殿　参道にて



参道より、ハトシェプスト女王葬祭殿を望む。３階建てのスッキリとしたモダンな建物です




参道のあります、スフィンクス像です

参道のスフィンクス像です



ハトシェプスト女王がプントから持ち帰った木の根とのことです
木の根のアップです




ハトシェプスト葬祭殿、第２テラスへのスロープを望む

１階より、２階3階の左側のアップです
   





　５．ハトシェプスト女王葬祭殿　第１テラスにて




第２テラスへのスロープです

第１テラス、左列柱を望む




第１テラス、左列柱のアップです

第１テラス、右列柱を望む



第２テラスへのスロープより、右列柱を望む。右側の列柱は工事中でした
 
　６．ハトシェプスト女王葬祭殿　第２テラスにて
 




第３テラスに上るスロープの入口に立つホル神像です

ホル神像より、第2テラス左側の列柱廊を望む




第３テラスに上るスロープの入口に立つホル神像のアップです

スロープの入口にて、右側には像はありませんでした



スロープの入口より、第2テラス右側の列柱廊を望む




第２テラス、右側の列柱廊を望む







第2テラス、列柱廊のアップです







第2テラス左側の列柱廊より、参道方面を望む

第３テラスに上るスロープより、第２テラス・第１テラス・参道を望む
 






　　７．ハトシェプスト女王葬祭殿　３階オリシス神像（第三テラス）にて




第３テラスに上るスロープより、オリシス神像と第３テラス入口を望む

第３テラスへの入口を望む



3階のオリシス神像を望む
 
 




3階右側のオリシス神像を望む

第３テラス・至聖所へと続く入口を望む






　８．ハトシェプスト女王葬祭殿にて




3階のオリシス神像のアップです。腕を胸の前でクロスさせています

３階の左側に整然と並ぶオシリス神像の柱です。この壮大な葬祭殿をオリシス神像が守護しているとのことです




一番左端のオリシス神像のアップです

３階の右側に並ぶオシリス神像の柱です




３階のオシリス神像を望む

第３テラスを望む。正面は至聖所の入口です。第３テラスは次のページ②で紹介しています




３階に整然と並ぶオシリス神像です 左端の様子です 左端のオシリス神像です 左端のオシリス神像のアップです
       




第２テラスより、葬祭殿を望む

休息所より葬祭殿を望む



参道より車で移動した後、お土産屋さんを通り駐車場に向かいます




ハトシェプト女王葬祭殿にありますお土産屋さんです。あでやかな色彩のものが多く売られていました

お土産屋さん通りを進みます




　　お気に入り写真



参道入口より、ハトシェプスト女王葬祭殿を望む　



参道にあるスフィンクス像です　



休息所の様子です。熱い中、冷たいコカ・コーラを美味しくいただきました



葬祭殿を望む。右側に移動用の車が見えます





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