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[画像]  世界文化遺産 コルドバ ”ローマ橋” を散策する
  
  
  
  
  
 


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 1.コルドバ ”ローマ橋” を散策する
 
 コルドバ
  ローマ橋などの建造物 
 世界文化遺産
 「コルドバ歴史地区」として1984、1994年に登録
 スペイン アンダルシア州
 コルドバ県
 (撮影 2016.07.16)
 コルドバ (Cordoba) はスペイン、アンダルシア州、コルドバ県の県都で、グアダルキビル川に面する32万3000人余りの都市です。

 コルドバは、紀元前169年から153年、ローマ帝国の将軍クラウディウス・マルケッルスによって、大河グアダルキビル川上流の、船舶が通航できる限界の場所に築かれました。そこに設けられた港からは、モレナ山脈の鉱産物やカンピーニャ地方の農産物がローマ帝国の主要都市へ運ばれたといわれます。              (ウィキペディアより) 
(Size : 3,070KB) ”ローマ橋・メスキータ”を望む ”ローマ橋”を渡る



 2.コルドバ ”ローマ橋” を望む
 
 ローマ橋はグアダルキビール川にかかる橋の1つでローマ時代に築かれました。2000年もの間コルドバの歴史を見守り続けてきましたが、その間の戦争や暴動の度に壊され、また改修されるというパターンを繰り返してきた橋です。

 回教時代に要塞として建てた塔がメスキータからの対岸(グアダルキビール左岸)にあり、通称ラ・カラオーラ(La Calahorra)と呼ばれています。内部はコルドバ市の歴史博物館です。
 
■ コルドバ、”メスキータ”を望む。左の高い塔がメスキータの鐘塔です ■
コルドバ、”ローマ橋”を望む
コルドバ、旧市街を望む コルドバ、メスキータを望む
 
 ■ コルドバのビュースポットからの眺めです ■
 
 




 3.コルドバ ローマ橋 ”カラオーラの塔” にて
 
ローマ橋は『カラオ−ラの塔』からグアダルキビル川を渡り、メスキータのある旧市街地側入り口のプエンテ門まで続いています。
 カラオーラの塔は、コルドバ旧市街地の防衛施設として14世紀に建てられました。現在は、博物館として使用されています。
 
■ カラオーラの塔より、”ローマ橋・メスキータ”を望む ■
コルドバ、”カラオーラの塔”にて
ローマ橋の橋脚を望む コルドバ、カラオーラの塔を望む ローマ橋、メスキータを望む
 



 4.コルドバ ”ローマ橋” を渡る
 
 ローマ橋は、全長230m、16のアーチで支えられています。紀元後一世紀、ローマ帝国によって本格的なコルドバの都市建設が始まった時に架けられました。イスラム時代に補強され、さらにキリスト教徒の時代に改修されています。
 
■ ローマ橋、グアダルキビル川、プエンテ門、メスキータを望む ■
”ローマ橋”を渡る
コルドバの守護聖人”ラファエルの石像”を望む
ローマ橋より、”カラオーラの塔”を望む
  <”グアダルキビル川” の流れを望む> 
 
   
”グアダルキビル川”を望む ”ラファエルの石像”の対面にあります コルドバの守護聖人”ラファエルの石像”です
 


 5.コルドバ ”プエンテ門” を望む
 
■ ローマ橋にて、プエンテ門・メスキータを望む ■
”プエンテ門”上部のアップです (Zoom Upしました)
”プエンテ門”を望む
 
 プエンテ門は、かつてアラブの城壁の一部でしたが、1571年、エルナン・ルイス3世によってルネッサンス様式で改修され、その後1928年には、内装の修復も行われました。

 この門のすぐそばには、1765年から16年の歳月をかけてミゲル・べルディギエルが建てた『サン・ラファエル(コルドバの守護聖人)のトリウンフォのモニュメント』がそびえています。
 
プエンテ門からメスキータ南側を見たところです
コルドバ有数の美しさを誇る『サン・セバスティアン病院』を望む メスキータ南側にあります プエンテ門から右側にある建物です
プエンテ門より、”カラオーラの塔”を望む
 



 6.コルドバ ”ローマ橋” を望む
 
  
ローマ橋、グアダルキビル川を望む
Molino de la Albolafia(水車跡)より、ローマ橋を望む
ローマ橋とカラオーラの塔を望む
 
 




 7.ゴルドバ ”アルカサス” を望む
 
【ゴルドバのアルカサスについて】


 ゴルドバのアルカサルはイスラム様式を色濃く残す中世のお城です。キリスト教支配に戻った1386年建設されたとのことです。 

 ローマ時代からコルドバに入るにはどうしても通らなければならないローマ橋の近くにあるという立地から要塞として使われ、イスラム教徒がコルドバを支配していた時代には宮殿として使われていました。
 コルドバがキリスト教徒によって奪還されると、王の住まいとなり、アルフォンソ11世が1327年に現在残るような建物にゴシック様式で再建築を命じました。
1482年から10年間はカトリック両王がグラナダに最後まで残っていたイスラム王朝を滅ぼすための軍事基地として利用し、グラナダの奪還が完了すると、カトリック両王はコルドバの地を去り、その後は異端審問所となっていました。
(スペイン世界遺産指定都市 サイトより)
         
 
■ コルドバ、”アルカサス”を望む(1) ■
コルドバ、”アルカサス”を望む(2)
コルドバ、”アルカサス”を望む(3)
Molino de la Albolafia(水車跡)を望む コルドバ市街を望む コルドバ、”アルカサス”を望む
”メスキータの鐘塔”を望む プエンテ門を望む コルドバにて メスキータの壁面を望む





Google Mapより(■カーソルセットで写真表示) Google Mapより(■カーソルセットで写真表示) Google Mapより(■カーソルセットで写真表示)
 
 
 
( 後   記 )

 コルドバは、古代ローマ帝国、イスラム教、そしてキリスト教といろいろな歴史の流れに有った都市でした。これらの文化が歴史の一部として残っているとのことで大変興味を持っていました。

 ローマ帝国時代の遺産、ローマ橋は現在も安心して渡ることのできる橋です。何度か補修・改修を行ってきたとはいえ、紀元一世紀に造られた橋が現在もそのまま生活に利用されています。ここでも古代ローマの技術の凄さを感じることができました。

 コルドバは、ローマ橋、ユダヤ人街、メスキータと散策しましたが、ツアーのスケジュール上、アルカサスには寄ることができなかったのは残念でした。              
(2016/9/19)
 
 




 (世界文化遺産 写真)
 
コルドバ、”ローマ橋、メスキータ”を望む
橋の中央にあります、コルドバの守護聖人”ラファエルの石像”です
コルドバ、”ローマ橋”を望む
 



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